20170501
◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: ゴルフ 逆転の発想◆フェースを閉じる=体を開く なんです
これ ものすごく勘違い しています。
ゴルフクラブという機能を無視して
動作や体の動きばっかり 考えている結果の
とんでもない「定説」なんですが。。。
先に少し前置きを。
ゴルフのショットで
スライス(右)、フック(左)の回転が
ボールの入ってしまうのは
自分の動かしてきた軌道に対しての
フェースの向きの関係です。
厳密にする必要もありませんし、
自分が打つ時に頻度良く
だいたい似たようなものになれば
良い訳なのですが 理屈は知っておいてください。
ボールの横回転に関係する
この上からみた ヘッド軌道 なのですが、
手さばきで作るのではなく
『体の向きと時期』 によって 作り出されます。
テークバックでは右向きになりますから
正しく「体の向きの移り変わり」通りにいれてくれば
インサイドから クラブは入ってきます。
度合いにもよりますが
その「インサイド」~右向きからの軌道なのですから
"その軌道に対しての概ねスクエア"というのは
アドレスの状態と比較すれば 右を向いた状態です。
フックが良いとか スライスが良いとか
そういう話ではないのですが
極端に大きな横回転を作らないようにするには
その軌道に対して 概ねのスクエアが必要で
自分の体の向きの変わり具合や時期なども含め
自分のあらかたの軌道を知っておくべきです。
その軌道に対して「スクエア」を作る意識です。
その上で知っておいてもらいたい
普通のゴルファーが 普通に「当たり前」と思っていることは
とんでもない間違いで
問題を解消するのに、それを追いかけるほど
より深い問題にはまっていくのです。
それはフェースを閉じる ということです。
手で振っている、手でヘッド軌道を描いているから
から その行為が必要なのはわかりますが
単純なるゴルフクラブの構造を無視した発想です。
二つの写真を比較してみて下さい。
ボールの位置が固定
ヘッドとボールをぶつけなくてはならず
概ねの飛ばす方向も限られているとなると
フェースの向きを変えるのは
グリップの位置で決まります。
少々極端ではありますが、
この二つを比較すると
これを握っている腕や体の位置が想像できるでしょう。
ヘッドを返した場合、
体を開かざるを得ません。
体を開かないとフェースを左に向けられません。
と 同時に
二つを比較すると フェースを返そうとする方が
インパクトに至るまでの時間がかかっているのが
想像できると思います。
そして前述の通り 横の回転とは
動かしている軌道に対する フェースの向きなので
☞返そうとすると 体を開かなくてはならない
☞体を開くと 軌道がどんどんインに切り込む
という無限地獄に入ってしまうのです。
しかも 閉じるのには時間がかかります。
時間がかかればかかるほど 体は開きますから
閉じ始めた時のゴールと
実際のインパクトでは 基準になる軌道が変わってしまい
それは 毎回 かなり変化するのです。
スライスしている原因は
フェースの閉じが足らない
ヘッドをターン、閉じなければいけない
と信じ込んでいる人は
フェース閉じる = 体が開く
ということを無視してしまい
スライス防止 = スライス促進
を同時にやろうとしていることになります。
では 体を開かないように体(左サイド)を止めてしまうと
左サイドは 上に逃げるので
体がどんどん上向きになり、ロフトが付いてしまうのと
同じになるので 上がるばっかり、スピンが増えるばっかりで
「飛ばない」に戻ってしまうのです。
from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります