大橋巨泉様のご冥福をお祈りいたします。
巨泉さんには強烈な思い出があります。
私が巨泉さんから学んだゴルフを皆さんにも紹介させて下さい。
1995年私がまだHC10だった頃の事ですが、
巨泉さんと二人でゴルフをさせて頂く機会がありました。
場所はゴールドコーストのサンクチャリーコーブパインズコース。
私は当時働いていた近畿日本ツーリストの法人会員としてHC16を
もらってから3か月頃の事です。
ゴルフ接待するお客様にご迷惑を掛けないように、プロのレッスンを
受けたのもこの頃でした。
週末にパインズコースの練習場で一人で練習していた時、
同じく練習されていた巨泉さんに練習ラウンドに誘って頂きました。
当時の巨泉さんはHC5でした。
プロに習っていた私は伸び盛りでOUTの3ホールをお互いに
パープレイしました。
4ホール目のパー3での事です。
巨泉さんはナイスオンでしたが私のショットはちょっと薄く
スライスしてグリーン右横のクリークに入ってしまいました。
お互いの緊張を切らしてしまい申し訳なく思いました。
するとそれを見ていた巨泉さんからアドバイスがありました。
「信ちゃんはスイング中に両膝が伸びる癖があるね。」
「トップが出たのはそれが原因だよ。」
巨泉さんはプレイするだけでなく私のスイングを
診てくれていたようです。
私はクリーク傍からの第3打を選択せずに
もう一度ティショットをさせてもらいました。
アドレス時の両膝の角度を変えないように意識してスイング。
結果ボールはピン横50㎝に止まりボギーで済みました。
その後は下半身不動を意識してプレイし、残りのパー3で
2バーディー、パー4で1ボギーでプレイする事ができました。
私が初めてパープレイできた日でした。
そして3か月後にはHC7.5まで下げる事ができました。
「スイング中下半身不動の意識」はK1Hスイング理論にも採用
しています。
巨泉さん本当にありがとうございました。
つづく
このブログではK1Hスイング理論を紹介していますが
Hスイングに関しては詳細を説明しておりません。
一見棒立ち風のK型アドレス1軸スイングを真似て
ダフらなくなったが飛距離が出ないという方は
Hスイングの修得が必要です。
Hスイングはアドレスだけでなくテイクバックでさえ
従来のスイング理論と考え方が異なっています。
詳細はこちら
http://k1h.ehoh.net/
K1Hスイング理論としてはこのスイングが完成形です。