今のグリップ(握り方)の主流は
20年前には存在しないグリップです。
それは兎も角、自分のグリップを見てみて下さい。
グリップの問題は大きく分けて ✌二つ✌ です
①右のグリップと左のグリップが上下に離れているコト
これはとても多いパターンで
左右のグリップが上下に離れる理由は
左のグリップ(握り)を支点に
右手でシャフトを押す(クラブを振るから)です。
俗に言う ヘッドターン・フェースターン をするから です。
ですので そのクラブ扱いが変わらない限り
グリップを治すのは不可能かも…知れません。
左右のグリップを近づけると
それがやり辛くなりますから
治そうとしても、数球で元に戻ります。
どの位を目安にすれば良いか というと
写真ではグローブをしていませんが
左手のグローブには 左親指は手袋でも
別裁断され、あとから縫われている跡があるのですが
その跡に 右手のグリップのカーブがどの位近いか
…完全に被ることはありませんが
1センチ程度の幅…隙間になるのが理想です。
そうすると 見ての通り
左右の手首の位置・高さの差が少なくなります。
この左右の手首の高さの差は
そのまま アドレスに直結しますから
アドレスの違いも想像できると思います。
これは グリップ修正☞先に有りき は難易度が高いので、
自分のクラブ扱いの変化の目安としてみて下さい。
②次に左右のグリップの向きです。
最近のグリップは 左がフック 右がスクエア と
意味不明な状態が多いのですが、
多くの人は 左をフックで握っている意識はありません。
フックに握っているのではなく
①と同じように、左のグリップを支点にクラブを振るために
握力の無い左が「ガブッ」と深く握っているので
結果、フックになるのが そのグリップの理由の一つです。
それとともに
この握り方の方が テークアウェイで
左腕・左手でヒョイっと上げやすいので
テークアウェイの取り方とグリップは密接な関係です。
①とも絡むのですが
左手をフックに、左手を深く握ると
本来 右手グリップの入ってくるべきところが
左手の親指掌底 親指に邪魔されてしまうので
右手は横から…左手とは遠いところを握るしかなくなるので
①と②はつながった関係とも言えます。
意味不明かも知れませんが
グリップは握らないことを指します。
グリップはグラブ(握り)ではなく
グリップ(指)を指すわけで
腕さばきや手さばきではクラブを動かすのではなく
クラブ単身は動かさず、自分が動けば
指で握っても十分スイングできます。
グリップ(握る部分)が手のひらのどの部分に触れているか…
手首に近い方の 掌で握っているか
それとも指で握っているか
の違いは そのまま 手でクラブを振っているか
クラブは振らず、体を動かしているか の目安になるので
スイングチェックとして一番の目安になります。 from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります