20160102

ModernSwing21: 当たりが良いとプッシュになる


Question

私は、下半身は膝を曲げて重心を落として(下半身の上下がぶれない様に固定)、
トップまでは右股関節でパワーをためて、
トップへ行く直前に左へ体重移動(膝 ⇒ 腰 ⇒ 肩と回転)してから、
その勢いでスイングしています。

ナイスショットが出るときは、どまっすぐは少なく、
やや右(3~5度)へ打ち出された球がドローで戻ることも無く、
まっすぐに飛んでいきます。
240~250ヤード飛びます。(あたりが悪いと200~220ヤード程度です)

そのいい打球をどまっすぐに打ちたいと考えております。
何か気を付ける箇所はありますか?(顔は動かさないなど・・・・)

宜しくお願い致します。


Answer

ほとんどの球がプッシュ気味ということですので
原因のひとつとして考えられるのはまず、シャフトが柔らかい場合です。
トウダウンの戻りに対して捻じれたままに当たると
フェイスが開いたままインサイドアウトになってプッシュ球がでます。
この場合は硬いシャフトを使えば治ります。

次に体重移動ですが、インパクトで手の位置が球よりも先か
ヘッドが後から来るかでフェイスが開いたまま当たるケースです。
これは体重移動によるスエーを無くせば治ります。

そして、最も可能性の高いのはローテーション不足です。
アイアンが真っ直ぐでDRだけの場合は球の位置を
もっと外に出せば治りますが、アイアンもプッシュ状態でしたら
全体的に左腕のローテーションを早くして、インパクトでフェイスが
スクエアになるように調整する必要があります。

これはサンドバッグを左足前に置いて、それを叩き
その時にフェイスが真っ直ぐ目標を向いているかで調整します。
ない場合には敷布団を丸めても代用できます。

いわゆるタイミングですので、フェイスの戻りを早くする方法として
トップの深さを深くするとか、リリース速度を上げる必要があります。

ある番手だけプッシュの場合にはウエイトバランスや
重心距離を調整するなどのフィティングが必要で、ウッドだけの場合には
ほとんどシャフトが柔らか過ぎることが原因していることがあります。

全体的にどの番手もプッシュになるのでしたら
しっかりとローテーションしてクラブを返せば治ると思います。








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