20150904

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: ゴルフ◆誰よりも振らず誰よりも飛ばす


スイングは円運動に見えますし、
ヘッドスピードを上げたりして
先端に重さのある道具で遠心力をたくさん作れば
飛ぶような気がするのもなんとなくわかります。
スナップショット 2 (2015-07-24 1-21)

そこにもって来て
市販のクラブは軽いヘッドに硬いシャフトです。
使っている人にとってはそれが「当たり前」。
クラブ自身に破壊力がなく
クラブに打ち手を誘導する機能が無いに等しい。

これでは先端をより多く、より速く動かす
という自然な成り行きになっていくでしょう。

本来ゴルフクラブは
その形状と重さから
打ち手を「上手に打たせるように誘導する」ものです。
これは ヘッドがより重くなり
シャフトがより柔らかくなると
より一層分かるのですが、
その度合いが増していくと、オートマチック性が高くなり
打ち手の介在する部分がどんどん減っていきます。
逆に、ヘッドが重く、シャフトが柔らかいものを
自分の思う通り、ねじ伏せて使う事は
かなり難しいでしょう。
自分がクラブの思う通りに動く方がずっとずっと楽です。
クラブはそのための形をしているのですから。


何度も言うのですが
クラブに装着されている「シャフトの役割」
ヘッドを動かすためのモノでなく
ヘッドの重さ、そしてその形状によって
自分が動かされるためのモノです。
ヘッドの重さがシャフトを通して
打ち手を誘導するためのモノです。

その実感はたぶん 市販の軽いヘッド、硬いシャフトでは
かなり勘がよくないと見つけられませんし
味わうことは難しいでしょう。

そういう意味では
重たいヘッド&柔らかいシャフトのクラブと格闘
重さとの格闘ですね
その中でスイングって覚えていくものだと思います。
017

シャフトはグリップを動かすもの
ヘッドはグリップを動かすから動くもの
って分かってくると
パターからドライバーまで
ゴルフクラブの扱い、スイングの闇が
晴れてくると思いますよ。

如何にヘッドを動かさず
如何に飛ばすか、
『誰よりも振らずに飛ばす』 のが
ハミングバードの永遠のテーマであり
多くのゴルファーの望みだと思います。
from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります