背中の筋肉を傷めているが、ずっと治らないので憂鬱ですな。
まぁ自然治癒で待ってるというか、な~んも治療もしていないから仕方がないかもね。(笑)
この前の1か月半ぶりのラウンドですが、やはりドラが良かったらある程度のスコアになりますね。
だからその上にアプローチとパットが良かったら70台も出るとは思うんですけどねぇ。
次のラウンドはお盆に同級生恒例のゴルフの予定があるけど、その前に1回行けるかどうか?ってとこですね。
え~次のゴルフ本はゴルフの文化比較という小難しそうな本ですが、ネットでの前人未踏のゴルフ本書評600回を目指しているので淡々と本を読んでいきます。
「ゴルフの街を行く―英・米・日のゴルフ文化比較 」– 2004/4
大沢 啓蔵 (著)
春風社刊 2004年4月
<内容>
「ゴルフの歴史・文化・現代事情をエッセイ風に解説。著者がプレーしたコース、クラブの料金など詳細情報満載。ガイドとしても役立つ「教養としてのゴルフ」本の決定版。」
<目次>
第一章 ゴルフの歴史と文化 長年夢に見たスコットランドのゴルフコース
一 ゴルフの発祥と英国での発展
二 アメリカ合衆国のゴルフ史と発展
三 日本のゴルフ史と発展
第二章 今日のゴルフ事情比較 日本のゴルフコースはやさしすぎる
一 ゴルフコースの分類と特徴
二 コースのレイアウト
三 ゴルフクラブの会員システム、年会費、クラブライフ
四 クラブハウス、設備、サービス
五 ビジターの制限とプレー料金
六 プレー・スタイルとキャディー、服装
七 地域社会における役割
八 女性とゴルフ
九 ジュニア・ゴルファー
一〇 ゴルフ場開発と環境問題
第三章 プレーヤーのためのゴルフコース紹介
名門クラブだけがゴルフクラブではない
一 スコットランドのゴルフコース紹介
二 ワシントン州のゴルフコース紹介
三 日本のゴルフコース紹介
<著者/大沢啓蔵>
「亜細亜大学国際関係学部教授。1950年、東京都墨田区生まれ。東京学芸大学教育学部(特別教科教員養成課程・保健体育科専攻)卒業。小学5年生より剣道を始める(剣道四段)。亜細亜大学では「健康学」「スポーツの文化」「体育実技」などの授業を担当。ゴルフ部監督も務め、大学公開講座の講師として約10年間、社会人ゴルファーを指導。1994年4月より1年間、ワシントン州パシフィック・ルーセラン大学体育学部の客員研究員として、合衆国の大学体育について研究を行う。所属―日本体育学会、日本ゴルフ学会、日本体力医学会、大学教育学会など。」
このゴルフ本はエッセイのようでありゴルフ研究論文のような本でした。
というのも、著者曰く、本書はスコットランド、アメリカ合衆国、日本におけるゴルフ史と発展過程、現在のゴルフ事情を紹介し、ゴルフというスポーツを切り口として、それぞれの国や地域の歴史、経済、風土、国民性の特徴を浮き彫りにしようとしたらしい。
つまり、その国の地域の歴史や経済、国民性、自然条件などが各国のゴルフ事情に大きな影響を与えていて、まさに「ゴルフは文化なり」なので、スコットランドやアメリカから日本のゴルフが学ぶべき点や、さらに日本のゴルフが普及・発展するための方策についての著者なりの提言になるかもしれないと考え出版されたみたいでした。
で、著者は一体何者か思いきや、亜細亜大学の教授でゴルフ部監督さん。
文中にダッファーであると書いていたが、略歴を見ると入間カンツリーのハンディ4の上級者でした。
謙遜するゴルファーはいいですな。夏坂健さんもダッファーと謙遜しながら片手ハンディだったもんね。
それに引きかえ、伊集院静の野郎はハンディ10台のくせに上級者ぶりやがって!ゴルファーは謙遜してナンボです。(笑)
で、この研究の元になったのが、著者は1993年と96年スコットランドに合計51日間滞在し43のコースを訪問し、94年から1年間アメリカのワシントン州に留学中に約30のコースの調査の実施があったわけですわ。
つまり著者は日本体育学会や日本ゴルフ学会などに所属されていますので、そこでまとめられた論文を膨らませて単行本化になったということです。
そして第2章の今日のゴルフ事情比較については、学会や研究紀要で発表したものに追加。
第3章では各国の印象深いゴルフコースについてコース状況やレイアウトの特徴を紹介。
そこでは会員システムや料金体系、地域社会との関係は支配人へのインタビューや資料から、あまり知られていない名門や無名のクラブ状況を教えてくれますな。
そして著者がスコットランドへの憧れを強くしたのが摂津茂和さんの書籍に影響されたということで親近感が持てる方です。
また本の最初にゴルフの起源を説明していまして、著者もワシと同じくオランダ起源説のようです。(笑)
内容はそんなに難しくなく、わかりやすく順を追って資料に基づきながらですので、
説得力があり、なかなか参考になりましたが、ただ一つ気になったのが、
スコットランドのコースとしてセント・アンドルーズ(アンドリューズではない)の次に、紹介していた「ロイヤル・ドルノック・ゴルフクラブ」のこと。これは一般的には「ロイヤル・ドーノック・ゴルフクラブ(Royal Dornoch Golf Club)」又はロイヤル・ドーノッホと呼ばれてるんだけどね。
違和感あるけど、この呼び方はどうなんだろう?
著者はこのコースのハンディ5とまわり、ホールの攻め方を教えてもらって、倶楽部のセクレタリーとコースの歴史等を話をしたらしいので間違いはないと思うのだが、スコットランド訛りなのかな?
え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★★です。(満点は★五つ)
from ゴルフも人生も no plan (;´Д`)