20150630

ゴルフ大好きおやじの「GOLF DIARY」: 米女子ツアー、宮里美香が惜しくも2位!!優勝はチェ・ナヨン!!

米女子ツアー「ウォルマートNWアーカンソー選手権」(米・アーカンソー州のピナクルCC)は、最終日首位と4打差4位タイでスタートした宮里美香が、6バーディ、1ダブルボギーの「67」で通算13アンダーとし、優勝したチェ・ナヨン(韓国)と2打差の単独2位でフィニッシュ。今季のベスト順位、シーズン2度目のトップ10入りを果たした。通算12アンダー3位タイにステイシー・ルイス(米国)、アサハラ・ムニョス(スペイン)、アンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)。この日8アンダー63と爆発した女子世界ランキングNo.2のリディア・コ(ニュージーランド)、ポーラ・クリーマー(米国)、イ・ミンジ(韓国)が通算11アンダーで6位タイに入った。
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「ウォルマートNW アーカンソー選手権」成績
不調が続く米女子ツアーの日本人選手の中で、久し振りのグッド・ニュースだ。宮里美香は首位と4打差で最終組の1つ前の組でステーシー・ルイスと同組でスタートし、3番で2mを沈めてバーディを先行させると、5番、8番、10番と好調なショットでバーディを積み重ね、ルイス、チェ・ナヨンとともに首位を併走。しかし13番でラフからの2打目をグリーン右下に外して、アプローチをミス。ダブルボギーを叩き、二人から2打差つけられてしまった。しかし、16番では、ルイスがピンをかすめて2.5mにつけると、宮里は1.2mにぴたり。ルイスが外し、宮里が決めて1打差に詰め、続く17番(パー3)では宮里が右4m、ルイスは上1.5mにつけたが、今度も宮里が先にカップにねじ込み、ルイスがミス。再びルイスをとらえた。しかし、最終組でナヨンが、16番で2打目を直接沈めてイーグルとし、続く17番でもバーディを決めて通算15アンダーまでスコアを伸ばし、追いつくことはできず、2012年セーフウェイ・クラシック以来の栄冠には惜しくも届かなかった。宮里はこのコースは、2位(2012年)と3位(13年)が1度ずつあり、「3度目の正直だと思ったけど、やっぱりダボが…」と13番のダボを悔やんだ。この後は、一週休んで次は「全米女子オープン」。今大会の好調さを維持して臨んで欲しい。
一方、最終日首位と5打差8位タイでスタートした有村智恵は、2つスコアを落とし、2オーバー73でホールアウト。通算6アンダーの29位タイで3日間の競技を終えた。このほか、横峯さくらは1アンダー70で回って通算5アンダー37位タイ、野村敏京は1オーバー72にとどまり、通算4アンダー43位タイに終わった。 from ゴルフ大好きおやじの「GOLF DIARY」