20150615

VIVAさくら&琴乃VIVA女子ゴルファー: 全米女子さくらさん

全米女子プロゴルフ選手権が終了しました。

朴インビさんが19アンダーまでスコアを伸ばして優勝しました。3連覇ですね。あきれるほど強すぎますわ。

初日こそまずまずの71でしたが、あとの3日間は68、66、68でした。パー73でのスコアですから素晴らしいですし、独走もやむを得ないと言いたくなるほど強いです。


さくらさんは最終日1アンダー72で回り、通算6アンダーの13位タイとなりました。

最終日は4バーディ、3ボギーというスコアでしたが、パーオン率は最終日だけ少し悪くなっています。その中でのアンダーパーでのラウンドなので、良く頑張ったという印象です。ただ、トップテン、いやもっと上を目指す上では課題もあるというのが現実です。

トップテンには2ストローク足りませんでした。最終日の18番ロングで3パットしてボギーとしたことは痛すぎますが、それ以外にも反省するべきところはあります。初日の入り方、苦手ホールとなった1番ショートの攻め方、バンカーからのリカバリー・・・。どうしようもないというのではなく、少しの差の積み重ねのような気がします。


さくらさんの4日間です。

        初日  2日目  3日目  最終日

フェアウェー 12   10    13    12

パーオン   14   14    14    12

パット数    32   30    30    29


ロングホール  9バーディ、1ボギー

ミドルホール  5バーディ、3ボギー

ショートホール 2ボギー、1ダボ

合計 14バーディ、6ボギー、1ダボ


         さくらさん  朴インビさん  プレッセルさん

アウトコース 3オーバー  7アンダー    イーブン

インコース  9アンダー  12アンダー  10アンダー


スコアに極端な傾向が出ていますね。今回のコースはアウトが難しく、インでスコアを伸ばさないといけない・・・というのが試合前の評価でしたが、それが選手のスコアに出ています。


飛距離に差の無い朴さんと比較しようとしたのですが、あまりにも違い、無駄でした(笑)。

ただ、インコースでは朴さんと3打差しかないのに、アウトコースでは10打差もあります。難しいコースへの対応力の差なのでしょうか。そうだとすれば長年日本ツアーというイージーな場所で戦っていたことによるのかもしれません。この辺はもう少し分析する必要がありそうです。


もう1人、トップテン入りしたプレッセルさんとの比較をしました。彼女もまた、さくらさんとは飛距離差がありません。ダボも叩きましたが、4日間合計1イーグル、20バーディ、10ボギー、1ダボでした。

さくらさんよりもバーディ、ボギーともに多いですね。パット数がさくらさんと10違います。ゴルフは攻めることによりリスクも大きくなります。そういうゴルフをして、なお且つミスをしない、それが優勝への近道なのかもしれません。

さくらさんは国内ツアーで、ずっと最小限のリスクで上位に安定して入ってきました。同じゴルフをしていては優勝には届かないと思います。ただ、トップテンは難しくてもトップ20を続けることは可能かもしれません。


さて、国内ツアーのサントリーレディスの最終結果を書くスペースが無くなりました。昨日のブログでコメント返しで色々と書きましたので、それ以外に書きたいことは明日にでも書きたいと思います。 from VIVAさくら&琴乃VIVA女子ゴルファー