前日首位に追いついた武藤俊憲が、#15(パー4)で△とした時点では、先に上がったA・キューに2打のリード(-14)。
ここからが、武藤の真骨頂でした。
圧巻は#16(パー4)。
ティーショットをドライバーで打ち、左から半島のようにセリ出ているラフからのショットはオンしたものの大ショートでグリーン手前のカラー近く。奥に切られたカップまでは≒20mというパットで、誰も入るとは(ご本人も含めて?)思わなかったでしょう。
のぼりだから上手く寄せられれば最高と言う状況でしたが、このチョイフックのライン上を転がって最後にはコトンの○。
前日(3日目は)ここで難なく○にしていましたが、この日のこのパットが勝因と言えます。
(伊澤利光が「これで流れが変わった」と解説していました)
#17(パー3)は左奥にオンで、パーパットは≒3m。ファンや観客はハラハラして見守ったと思いますが、これを決めました。
#18(パー5)のパットは距離はなかったですが、少し下りのフックライン。タッチが合わないと決められないところですが、これを入れて○。キューに追いつきました。
プレーオフは武藤に味方しました。第一ホールは二人とも左林に入れ、ともにパー。
第二ホールでもキューが左の林に入れるトラブルで、武藤は左カート道。
最後は武藤が易しい?パットを決めて決着しました。
ショットメーカーの武藤ですが、パットのタッチがここまでよくなければ、という印象でした。
パットではI・ポールターのパットに驚かされました。
必ずオーバー、長いパットをジャストタッチで寄せるという概念がないようなパットで、2m位はざらにオーバーしていました。
そして、その返しを必ず決める。
世界選手権2勝のパットの凄味を見せてくれました。
武藤は3年ぶりのVで通算6勝目。前回Vは「関西OPEN2012」ですが、過去ログはありません。
前々回のVは「ダンロップフェニックス2011」でした。
武藤はパットが不調の時に自信回復のドリルを以前に語っています。
→「自信を取り戻す」
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