大混戦となりましたが、1打差2位から出たテレサ・ルーが5打伸ばし(6○1△)逆転でこの大会の2連覇を果たしました。昨年は→「リゾトラ2014」。
開幕戦にVしていますので、今季これで2V。→「ダイキン2015」
1打差の2位は申ジエ。更に1打差の3位は前週Vの吉田弓美子。
そして首位で出た大江香織は-10でフィニッシュし、姜 秀衍・三塚優子とともに4位でした。
この日のTVで、「力みのないパット」という解説がありましたが、同じことをダイキン2015で記事にしたことを思い出しました。それくらい淡々とパットしています。
ショットでもそうですが、これが彼女の強さではないでしょうか。
終盤#12(パー3)で申ジエと並び、#14(パー)ではともに○。その後明暗を分けたのはやはりパットでした。
1組前を行く申ジエが#16(パー3)で下り≒2mを沈めて○とした1歩先行したものの、#14(パー4)、#18(パー5)ともに申はパー(-13)。
申は#18では第3打を下≒3mに乗せましたので、これを決めればという思いで見ておられた方が多かったと思いますが、決められませんでした。申が勝つ場面であれば、もう少し近くまで突っ込んだでしょうね。
それをやってのけたのがテレサ・ルー。
ルーは#17(パー4)の暗り≒5mのスライスラインを真ん中から決めて(-13)並んでましたが、#18の第3打をピン下≒60cmにつけて楽々○。-14として2連覇です。
上がり2ホールで続けて○。ツアーで勝利する鉄則でしょうか。
この日はルーの日だったと言えます。
逆にパットで泣いたのが大江香織。
首位から出たのですが、昨日まであれだけ決まっていたパットが決まりませんでした。
例えば#15(パー4)での≒1mのパーパット。
カップを一回りして手前まで出てきて△。
#16(パー3)ではパーパットを打ち急いで左に外して△。
しばらく勝っていないので、こういう場面で普段通りのパットが出来なくなったと思われます。
大江は2012年フジサンケイクラシック(関連記事→「中尺の威力?」)以来ですので、2勝目に手が届きませんでした。しかし、最終ホールは○としていますので次回につながると期待しています。
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