アメリカ男子、トラベラーズ最終日、試合はババとケイシーのプレーオフとなり、1ホール目は両者パー、2ホール目はババがバーディーで、ケイシーはバーディーが取れず、ババが優勝しました。これでババのフェデックスカップランクは9位から3位に上昇、石川選手は暫定133位です。石川選手はここまでのスイング改造を見直し、昔やっていた、下半身でリズムを出すスイングに戻しているということですが、早く良い結果が出るといいですね。
アメリカ女子のアカンソー選手権最終日、32位でスタートした横峯選手は‐1でラウンドしましたが順位は37位に落として終了、26位でスタートした野村選手は、+1のラウンドで通算‐4は43位フィニッシュ、そして、−8、首位とは5打差でスタートした有村選手は、+2のプレーとなってしまい、通算‐6は29位フィニッシュでした。そして、−9は首位と4打差でスタートした美香選手は、最終組の一つ前の組でプレーし、前半終了までに3バーディーを重ね、通算‐12は、8をプレーしていた首位のナヨンが1ボギーで‐12だったので、首位と並ぶところまで追い上げ、迎えた10番をバーディーとし、その時点で同組のステイシーと共に首位タイに立ちました。その後、ナヨンも10番をバーディーとしたので、首位は‐13に三人という状況が続いていた13番、首位をキープしているドキドキ感に堪えかねたのか、美香選手はこのホールで痛恨のダボ、スコアを‐11に落し、優勝戦線離脱かと思われましたが、これで目が覚めたのか、14,15はパーでしたが、16、17を連続バーディーで‐13にカンバック、ナヨンは13番をボギーとして‐12だったので、16番でバーディーを取った瞬間は‐13で粘っていたステイシーに1打差にまで迫り、ナヨンとは同じ状況、続く17番のバーディーで首位のステイシーに並んだのかと思ったのも束の間、16番のパー4ではナヨンがイーグルを奪取、一気に‐14までスコアを伸ばし単独首位に立ち、ナヨンは続く17番もバーディーで‐15、18番ロングを首位と2打差で迎えた美香選手は、イーグルかバーディーを取って、ナヨンが落としてくれるのを待つしかない状況でしたが、このホールをパーで終了、一方のナヨンも最終ホールをパーで手堅く終了し、美香選手は首位と2打差の単独二位フィニッシュとなりました。ステイシーは最終ホールをボギーとし、3位タイフィニッシュでした。
日本の男子、ISPSハンダグローバルカップ最終日は、フィリピンのアンジェロ・キューと武藤選手とのプレーオフとなり、武藤選手が根性で勝ちました。プレーオフではどちらもショットを曲げて、崩れあいのような戦いで、世界レベルとの差を感じる内容でした。ギャラリー数は2511人、4日間でも5000人ちょっとという、非常に寂しい大会に終わりました。
一方の女子は、イボミとイチヒの韓国対決となり、イボミが優勝、三位には久々に森田選手が入り、上田選手も4位にまで浮上しました。最終日のギャラリー数は4462人、四日間では11222人と男子の倍以上でギャラリー数バトルは女子の圧勝でした。今週の男子は、海外からの世界ランカーを招致しての開催でしたが、それでもこの結果だったとすれば、今後のツアーには悲壮感を感じつつ、今日もレッスン公開です・・・