【質問】
「倉木さん
いつも有益なメールを頂きありがとうございます。
さて、最近のクラブは進化したと言われます。
現在使っていますクラブは、15年前位に、当時の
最新のモデルを買ったものです。最近教えてもらっている
シングルの方から、そのクラブは15年前は合っていたかも
しれないが、今の私には合わないので買い替えた方がよいとの
アドバイスを受けました(私は当年64歳です)。
最近のクラブは、進化していると言われますが、
具体的のどういった面が進化しているのでしょうか。
また、クラブを買い替えるとしましたら、私の年齢からして
どんな点に留意した方がよいのか、アドバイスいただければ
と思い質問致します。
よろしくお願い致します。」
【回答】
簡単に言うと、確実に飛距離が伸びて曲がりにくくなっていると言えます。
15年前だと300ccで大きかった時代です。
今は460ccが当然にあります。
15年前のゼクシオと今のゼクシオを比較すると、15年前なら20ヤード曲がった当たりが今なら10ヤードで収まります。
サイドスピンが抑えられ、ボール初速も落ちにくくなっているので飛距離はヘッドスピードにもよりますが15ヤード程度は違います。
(芯を喰えばほぼ同じ飛距離です)
要は、芯を外した時の飛距離差、曲がり幅の差が大きくなっています。
結果、飛距離を優先したスイングをしても曲がりにくく、さらに飛距離が伸びます。
道具の進化に対応したほうがメリットは大きいですから、頑張って今のクラブに慣れたほうが良いです。
クラブ選びで注意すべき点は、年齢に関わらず、データ計測などをして選択することです。
クラブが要求するスイングに対応することができるかどうかを考え、無理のないベストな関係を築けるクラブを選ぶことです。
そのあたりは、ショップ店員の方などにデータ計測を依頼して、相談して絞っていくと良いです。
from 元ゴルフ研修生クラフトマンのゴルフ相談ブログ