20150223

パット上達ブログ: NトラストOPN3日目

初日から首位を走るR・グーセンがこの日も6○4△と2打伸ばし単独で王手をかけました(通算-8)。



2打差の2位はG・デラエ。更に1打差の3位にはベ サンムン、C・オルティス、S・ガルシア、J・B・ホームズが続いています。



R・グーセンは丁度46歳、米ツアー7V(うちメジャーは全米OPENの2V)、欧ツアー14V。プロ20年のベテランで、落ち着いた笑顔が好感を与えてる選手です。



この日は#8(パー4)の10mはあったと思われるパットを真ん中から沈めて○。

後半は、ショットの乱れからこの日の貯金4打を使い果たしましたが、#16(パー3)のこぼした第2打をロブで4m手前に落し(若干の下り)ラインに乗せて○。これで気を良くして#17(パー5)ではショットが良くなり○。



決してショットが良くない中、グーセンはパットで稼いでいます。



3日間のSTATSは以下。()内はこの試合のランクです。

SGTTG  4.080(27)

SGP    8.321 (1)

SGT   12.401 (1)



ショットでも4打の稼ぎですが、パットで8打も稼いでいます。



この8打というのは、全選手の平均成績(SGP)に比べて、パットで8打分抜きん出ていることを意味しています。



グーセンのパット。

振り子式のオーソドックスなストロークですが、ほんのわずかに左足をクローズに構えています。



彼のボールの転がりが良いのは、若しかしてこのクローズなスタンスかも知れませんね。



スクェアに構えるのが主流ですが、敢えてこうしているのには意図があるように感じます。



松山英樹はこの日4○3△と1打伸ばして通算-1の19位T。

#12、#13、#14と3連続△で貯金を取り崩してしまったのが痛かったですね。

「好位置からだからともっと伸ばしたいとの欲がミスにつながった」と、我々アマチュアのような言葉は若々しいですね。



で、最終日。



ここ(リヴィエラCC)はそう簡単にこのまま順当に行かせてくれるようなコースではないと思います。

午後は風も強くなりそうですから、松山だって勝つチャンスは十分にあると思います。



彼には、こういう場合の集中力とそれを実現する爆発力がありますね。

石川遼が予落してしまっているので、日本代表ですので最終日の活躍を期待して声援を送ります。



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