20150102

まる得!ゴルフレッスン公開: 新春特別企画 タイガーのスイング改造史14

9 4年から96年まで三年連続で全米アマに勝ったタイガーは、その頃の世界ランクが430位くらいでしたが、その後、プロの試合でも好成績や優勝を重ね、迎えた97年にはマスターズに優勝するという、これ以上のトントン拍子が世の中にあるのなら教えてほしいというくらい破竹の快進撃で、世界ランクも一気に3位にまで上昇、次いで、コロニアルの4位フィニッシュで2位に上昇、でもって全米オープンでは19位に終わりましたが、前週まで1位だった選手が予選落ちだったので、結果、初の世界ランク1位をゲットしました。


その、タイガーが初めて世界一をゲットした時に、前週まで1位だった選手は誰でしょう?というのが、今週のクイズです、っていうことじゃなく、前週まで1位だったのは、タイガーが憧れていたグレッグ・ノーマンでした。ノーマンと言えば、ブッチの門下生としてマスターズにあと一歩というところまで行きましたが、最終日にまさかの大崩れで、ブッチと肩を並べて世界のトップコーチだったヘターの門下生、ニック・ファルドに歴史的な大逆転負けを演じてしまうことになりました。この時のノーマンは、2位のファルドと6打差だったのですが、最終日は78を叩き、一方のファルドは67でラウンドしたのでした。当時のノーマンは41歳、もうピークは過ぎている年齢でしたが、どうしてもマスターズに勝ちたかったであろうノーマンは、その後、ヘターの門を叩いたようですが、残念ながらマスターズに勝つことはできませんでした。


そんなわけで、まるでタイガーのデビューとタッチ交代するかのように、ノーマンは徐々にツアーから去り、タイガーは世界の王者に君臨し続けることになったのでした。


タイガーがデビューした当時、過去にはアマチュアで大活躍していたのに、プロになったら鳴かず飛ばずとか、期待ほどの活躍ができない、なんていう選手は山ほどいたので、タイガーほどの実績を持ってプロ入りした選手は過去にいませんでしたが、それでも強気のタイガーに対して、全米オープンで大会連覇したことのあるカーチス・ストレンジは、プロの世界はそう簡単に行かない、というようなことを言ってましたが、現実には簡単に行ってしまったので、ストレンジは後にとっても恥ずかしい思いをすることになりました。


また、タイガーは、当時、ゴルフ用品メーカーとしては、まだまだ一般に認められていなかったナイキと100億円くらいの契約金で契約したと思いますが、それが破格すぎるということでメディアは批判的でしたが、その後のタイガーの活躍を考えれば、ナイキの企業規模からすれば、それでも超安い買い物だったと言えるのでしょう。


それでは今日もタイガーのスイング改造をお楽しみください・・・


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