20201031
◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: パッティングストローク
やさしそうで 実際やってみると奥深い
パッティングストローク
ドライバー、アプローチと並び 悩んでいる人は多いですね。
パッティングストロークに型無し と言われますが、
同じ距離感を保てるなら
自由なスタイルで構わないとは思いますが、
物理的に 安定の高い方法を無視してしまうと
腰痛になるほどの 練習量が必要になってしまいます。
まあ、逆を返せば 腰痛になるほどの練習量するのなら
どんな打ち方でも なんとかなる と言う意味でもあります(^_-)-☆
まず パッティングは オーバースピンを! と言いますが、
それは すっきり忘れましょう。
ボールは地面を転がるので 自然にオーバースピン になるだけで
そのスピン量を 「意図的に」 増やす必要はありません。
放っておけば良いのです。
ボールの外周 一回転は約15cm ですが、
①一回転して 15cm転がるのが良いか
②15cmを 二回転した方が良いか
③15cmを 半回転で行った方が良いか
どれが良いと思います?
パターはオーバースピンを を意図的に回転を増やす
様にしたら 答えは②になっちゃいますよね?
でも そうすると 当然、地面や芝との抵抗は 2×円周分 増えます。
傾斜や芝に影響を受け易くなりますし、
おそらく ①②③の中で 一番強く打つ必要が出てきます。
理想は 滑るように転がる ③ です が、
それを狙う必要もなく 普通に打つコト です。
一定の距離感を保ち
出来るだけ狙った方に真っ直ぐ転がす
この二つを両立し、ショットと同じく再現性が高いのが理想です。
その為には
その二つを両立し難く、再現性の高くない 方法を知っておきましょう。
🔴ヘッドの高さ変化を抑える
パッティングするのには どうしても ヘッドの高さ変化は起こりますが、
それを出来るだけ緩やかに 少なく するのがベターです。
ショットと同じく ボールの下に当たっても、ボールの上に当たっても
やはり 距離をロスします。
イメージはやはり 円弧ではなく
緩やか~~な、下向き直線 でしょうか…
🔴ロフト変化を抑える
フェースの向きやヘッドを真っ直ぐ動かす…ばかりに気を取られがち ですが
ゴルフクラブは構造上、ロフトもフェースの向きの一部 です。
ですので フェースを上に向ければ 左に向けたのと同じ、
フェースを下に向ければ 右を向けたのと同じ です。
✋ロフトの一定性 というか
打った後も ロフトそのものがボールを見ているような
イメージでしょうか?
ですので 良く言われる 振り子のストローク は
その よろしくない部分を両立している ので お薦め しません。
打つ自分の目には ヘッドが真っ直ぐ引かれ、
真っ直ぐ動いているので 真っ直ぐ"行きそうな"気がしますが、
へっどの 縦の弧、高さ変化は意外に激しく、
短い距離の時はまだしも、中程度以上の距離になった時、
ボールとヘッド、ボールとフェースのコンタクトの縦ずれが
激しくなり易い特性を持っています。
また、多くの場合、 ヘッドが上がり際 で打ちます。
ヘッドが上に、フェースが上に向いている というコトは
左を向いている というコトになるのですが、
それとともに ボールをやや歯気味、ややトップ気味で打ちますので
フェースにボールが乗らず 右回転が薄く入り易くなります。
☑特に マレットタイプのパターは想定以上にヘッドが前に
この場合は 上に動きますので それは大きくなります。
ですので 距離が伸びない
スライスラインでキレが大きい
フックラインでブレーキがかかる
登りに弱い、下りはより伸びる
になり易くなります。
それの延長ですが、距離がやや想定より短めになるコトが多くなり、
その距離を打つため 強く打って「ひっかけ」と言うのも付いてきたり します。
from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります