”けん”です。本日のゴルフレッスンは「ルーティンでゴルフの迷いを削除する」です。
ゴルフ練習場では絶好調で明日のラウンドが楽しみだったのに当日は大叩き。分かっていますが落ち込みます。
あると思います。
そのようなことが続くため、同伴者にベストスコアを聞かれてもアベレージスコアも付け加えて答えることになります。
同伴者「ベストはいくつ?」
Aさん「80ですが、アベレージは90台後半くらいだと思います。」
同伴者「・・・?」
もしかすると、ルーティンを決めるだけで練習場の調子そのままにラウンドすることができるかもしれません。
気づかないうちにルーティンが決まっている!?
ワッグルを行なう人、素振りを3回する人、ボールの後ろに立ってクラブを立ててボールとターゲットを結びショットに備える人、ジャック・ニクラウス氏のように顎を少し動かしてスイングに入る人(チンバック)、これもルーティンの一部です。
自分でも気づかずルーティンが決まっている人もいるでしょう。
しかし、そのような人は、プレーがブレ始めたときにルーティンを疑う人は少ないはずです。
結果、元に戻ることなくラウンドを終えることになります。
もしもルーティンの重要さを知り、プレーのリズムが悪くなっていたことに気づいていたらすぐに元に戻すことができたかもしれません。少なくとも平静を保つことができたはずです。
ルーティンを身に付けるには「まだ早い」はない
まだまだ自分はルーティンを考えるにはゴルフの実力が至っていない、と考えてしまいます。
そう言いたくなるのも分かります。当たればOB、右に行くと思ったら左へ、・・・など頭は混乱します。ここにルーティンまで加えると大混乱すること間違いなしです。
ではルーティンをするとどんな良いことがあるのか考えてみましょう。
ゾーンに入ることができる
これから行う動作のみに集中できる。
リズムが良くなる
ルーティンが始まり流れでボールを打たなければいけない。固まることなく不安があったとしても体が動き出します、というか動かないといけない状況になります。
同じことを繰り返すことで自分の時間を作ることができる。
「これから打つんだ」と分かるので同伴者にも多少のスロープレーは許してもらえるかも。
ルーティンで迷いを削除することができる
ルーティンが決まると迷いを削除することができます。自分の打順になってあたふたすることがなくなります。
畑岡奈紗のルーティンはピョンピョン飛ぶ
畑岡奈紗選手は打つ前のピョンピョンと体を揺らすように飛ぶことがルーティンになっていることは皆さんご存知でしょう。
「これはこれから打ちますよ」と自身の体に伝えることができますし、どっしりとしたアドレスをする取ることができるルーティンになっています。ゴルフはスポーツと感じますね。
スイング中、つま先やかかとに体重がかかってしまいバランスが悪くなることを避けるために、畑岡選手のルーティンを使うと重心を落としバランスを保つということにおいてとても効果がありそうです。
みなさんも自分の好きなプロゴルファーがどんなルーティンを行なっているのか、自分に取り入れることができるか、そんな目線で見てみるとゴルフライフがさらに広がりそうですね。
ではまた
from +72ゴルフレッスン