20190202
◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: 『飛ばし屋』になろう②
飛ばし屋 になるには
飛ばし屋に成れない要因を無くす というか
飛ばし屋に成れない状況を把握する と良いでしょう。
〇グリップがからだの右側、それよりも右にある
〇右サイドが下がっている
〇右腕が伸びていない
特に始めにある
〇グリップがからだの右側、それよりも右にある
と言う状態は
グリップがからだの右側、ヘッドはもっと右
つまり ロフトはダダ開きの状態です。
本来は 横を向いているはずのフェースが
空を向いているのですから 90度以上
フェースが向くべきところを ソールが向いているのです。
当然、クラブや腕の重さは からだの右側に集中しますから
ダウンスイング という
正しい状態の右向き… ですから
左サイドの方が低く、右サイドの方が高いので
多少 補正が入りますが、
テークバックを 手のロール 手だけで行った場合
からだはおおむね正面を向いたところから
ダウンスイングはスタートしますので
動きが始まった途端、右サイドは下がります。
右サイドと左サイドの上下関係は
そのまま 体の開きにつながります。
右サイドが下がり、そして ボールの方に出ようとしますから
(俗に言う 突っ込んだ状態)
右腕を伸ばしたくても伸ばす空間、距離がありません。
👉これで「飛ばせ」は無理があります。
例え フェースローテーションをして
ロフトが立ったとしても、右サイドが下がっている分、
より多くの ロフトの閉じが必要になり
余分な量のローテーションが必須になりますから
ひっかけ、もしくはひっかけフックと紙一重でしょう。
ですので テークバックを手で上げる というのは
「飛ばし屋にならない(なれない)為!」の絶対条件とも言えます。
また テークバックを手で上げる、手のロールで
トップの位置へクラブを送る場合、
そのクラブの長さや重心距離、重心深度などが
動かす量、テンポ、速度に大きく影響を及ぼすため
ドライバーやフェアウェイウッドなど
長めの大きなヘッドのクラブが苦手になりがちです。
飛ばしたいが故に 長尺、今で言うと 46インチ以上にして
上手く行かないのは当然、と言えば当然。
よりフェースが開き、よりグリップが右にズレ
より右サイドが下がり、突っ込むことになりますから
ソールに奥行きのあるフェアウェイウッドで
地面にあるボールを打て!
というのは拷問に近いかも知れません。
〇ボールは弾くモノ
〇ヘッドは速く、たくさん動かすモノ
〇ヘッドの返しで打つモノ
と信じている限り、これを脱することは難しいかも知れませんが、
スイングは、ショットは、
クラブを動かすモノではなく
クラブを持った自分が動くモノです。
クラブは自分に対しては動かさない
自分が向きを変えるから 円弧を描くのです。
そうでないと スイングの中に何種類もの円弧を作らなければならなくり
その難易度は跳ね上がってしまいますし、
前述の通り、飛ばし屋に成る条件が全く見当たらないゴルファーになってしまいます。
正直 自称ヘッドスピード50ms 300ヤードを豪語するこすり屋さんは
こすらないで打つ 38msのヘッドスピードの人に負ける可能性はかなり高く
一発勝負でなく、ラウンドでの平均値ではまず勝てないでしょう。
飛ばない人になりたければ
どうぞ 手のロール、
左手だけで行うテークバックをどうぞ
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