20181003

ゴルフも人生も no plan (;´Д`) : 「ゴルフボールのかっ飛ばし方―マイク・オースチン法 パワーと正確さの公式」

ワシは5年前に禁煙したが、ストレスのため3か月前からまた吸い始めていたが、
今月からのタバコの値上げで再度禁煙しようとしたが、たった1日にしか続かなかった。アホのワシ!

え~私は自分のことを「ワシ」と呼んでますが、岡山&広島ではごく普通のことで別に珍しいことではない。
というのも、岡山&広島の男の約9割は、小学生から爺さんまで、自分のことを「ワシ」と呼ぶからです。

だからワシに言わせると、
この両県の男が書いてるブログで、「ワシ」と書いてないヤツは、気取っていて嘘っぽいです。(笑)




え~次のゴルフ本は、以前にもそのことを書きましたが、
読むのも感想を書くのも非常に難儀した本です。ほんま苦労したな。(;´Д`) 

9784434133312.jpg
「ゴルフボールのかっ飛ばし方―マイク・オースチン法 パワーと正確さの公式」
ダン・ショウガー (著)、川島 康男 (翻訳)  創英社 2009年7月


<内容>
「この本は飛距離とともに正確さを高めるうえで必要な全ての情報を含んでいる!
全米シニアーオープンで515ヤードを記録したマイク・オースチン博士の画期的スイング法を伝える理論書です。
飛距離を諦めていたあなたに是非読んで頂きたい!
筋力もいらない、身長もいらない、このスイングを学ぶだけで貴方も飛ばせます。
図版多数!見開き構成の分かりやすい解説書です。」

<目次>
マイク・オースチン法
スイングの進化
このスイングはどのように違うのか
オースチン・グリップ
クラブの円錐運動
小さなショット
スタンス
ゲート
複合ピボット
ドリル
肩甲骨
どのように身体が腕をスイングするか
回転するプレーン
身体が腕をスイングし手がクラブをスイングする
トロンボーンを吹く
前腕の巻き上げと巻き戻し
全てのまとめ
写真集




正直言うと、ワシは、以前から、この本及びその理論の存在は知っていたんだ。

しかし、こういうゴルフスイング理論は、スイングマニアが読むべき本であり、
感覚派のなんちゃってゴルファーのワシごときが、軽々しく読んだり感想書いたりするべき本じゃないと思っていた。

でも読むべきゴルフ本は少なくなって、ついにこの本に手を出してしまったわけで、今は少し後悔してます。(笑)


この打法を実践者である「マイク・オースチン博士」は、
1910年英国生まれ、1921年米国移住、1928年PGAツアープロ
1974年全米シニアオープンでギネス記録515ヤードの最長ドライブ(ギネス公認)
1984年南カリフォルニア年間最優秀プロ、1989年脳梗塞で右半身不随、2005年95歳で逝去
79歳で右半身不随となるまで、当時のシニア・ツアーでの平均ドライビング記録は312ヤード
という他に例を見ない飛ばし屋プロゴルファーです。

そして彼は、ゴルフボールを飛ばすための方法を進歩させる知識を追い求め、物理学、機械工学、キネジオロジー(人の筋肉および骨の動きに関する学問)など数多くの学問に励み、そこからの知識をこれまでにない最高レベルのゴルフスイングに統合したプロゴルファーでもあるという。


で、著者のダン・ショウガーは、
そのマイク・オースチンの弟子であり、「完全なるスイング教授法」のマスター・インストラクターです。

それで、肝心の本の内容なんですが、非常にわかりにくいんだな。

著者の文章&体裁も読みにくい上に、輪をかけて翻訳も悪いため、余計難解になっています。
amazonの書評に関係者らしき人が書いてたけど、こういうのが「理論書」ということらしいんですけどね。

本当にスイングマニア以外は手を出さない方が良い本です。念を推しときます。(笑)


この本の中身を、簡単に、非常に簡単に要約すると、
このオースチン打法の解説と、その方法です!

■フェースローテーションをしない
  
   インパクトゾーンでクラブフェースがオープンからクローズへと回転する従来のスイングでは、
   そのタイミングの習得、維持が、プロでさえ、とても難しい。

■体のねじりや回転を使わず下半身を縦に使うことでパワーを出す。
   
    従来のスイングでは右左の腰の捻りを利用するため腰痛になりやすいので、
    腰の振子運動を「てこ」として利用することで、このスイングの方が飛び、かつ怪我になりにくい。

mo11.png mo3.png


そして、その方法として、「手でクラブをクランクのように動かし、円錐運動によるリリース」、
「ピボットは脊柱のスライドが両肩をテコとし、脊柱の傾斜と腰の回転力の複合的な動きが作り出す」、
「腕のトロンボーン動作」とか・・・・・難解なことを書いています。これも理論書なので仕方ないけど。

mo55.png

最後に、この打法を実践した飛ばし屋プロのマイク・ダナウェイのスイングを解説した写真集があります。

この画像を見るとね、かなりわかりやすいけど、
ちゃんと前段の理論を理解しないでスイング画像だけ見るとわかったことにならないということなんだろうなぁ・・・

そして、あとがきに翻訳者が書いていたけど、「このスイングを始めると決心したら、これまでのスイング法と完全に決別しないとスイングはメチャクチャになる。」と。(汗)

だから普通のゴルファーは、他に出てる「オースチン打法のDVD」を見る方がわかりやすいと思うな。 
しかし、この打法を一人で練習してたら迷路に迷い込むな。指導者に教えてもらわないと。 
 


え〜このオースチン・スイングには「ゴルフボールのかっ飛ばし方」という 専門のサイトもあり、また、「みんなのゴルフダイジェスト」に実践者の2015年関東ミッドシニア優勝の小野賢司さんの特集であるオースチン打法のチャンピオン②や、小野さんが自ら作られた「オースチン法のゴルフ」のサイトもあります。

まず、これらのサイトを見て、ご興味があれば、どうぞこの本をお読みください。ワシはお手上げ。\( ‘ω’)/
まぁワシごとき、なんちゃってゴルファーならこんな本の感想になりますが、こらえてつかあさい。(汗)

え~ワシのこのゴルフ本の評価は、わからんから
         評価不能で★★とせざるをえないな。
 (ダメは★、まあまあ★★、良かったら★★★)  

from ゴルフも人生も no plan (;´Д`)