【質問】
「倉木様
いつも拝見しています
先日もアドバイスありがとうございました
またクラブ選びについて質問させて頂きます
現在使用クラブは下記のようになります
DR グローレF 純正シャフト3300 S 11度
FW 初代Vスチール 4W、7W 純正シャフト S
UT 4UT、5UT VG3 2012 NS950 S
5I~ ミズノ MT54 NS950 S
DR HS 45程度 飛距離 240Y HDCP15
身長173 体重67
先日、中古ショップでキャロウェイ コレクション 純正シャフトツアーADCC 10.5 SR
をみかけて購入を考えています
以前はカスタムも使いましたが楽に飛ばそうと考えロフトアップし、価格も安い純正シャフト
を使っています(カスタムでも純正でもあまり変化はないです)
ただ、グローレFは11度にしたことで高弾道でランはほとんどありません
雨上がりのラウンドではフェアウェイに埋まってしまうくらい高弾道です(笑)がキャリーはでます
そこで上記のクラブを試してみようと考えていますが10.5 SRではデータ的に変化するでしょうか?
あまり見栄を張って難しい、また堅いシャフトは最近好まず純正で楽しんでいます
倉木様もブログで純正でもいいものはある!と書かれています
ご教授よろしくお願い致します」
【回答】
ヘッドの個体差にもよりますがデータ的に打ち出し角度とバックスピン量はあまり変化しないと考えて良いです。
吹き上がりで飛距離ロスしているのであればM2などを候補にあげても良いと感じます。
純正だから安い素材を使っている、カスタムだから高価な素材を使っているとは限りません。
例えばBSのツアーBに装着されている純正シャフトのツアーAD TX-1は素材、製法、品質、製造工場、全てカスタムのツアーADと同じです。
純正シャフト装着モデルが安価なのは単純にメーカーがまとまった数を発注することでコストを下げることができるためです。
製造の期間も決まっているしカスタムシャフトとは比較にならないほどの期間に対する製造本数となるので安価にできます。
余談ですが重要な点はシャフトの重量、曲げ剛性の高さ、分布などが合っているかどうかなのですが多くのアマチュアゴルファーはドライバーだけ硬めにしてしまう傾向にあります。
ドライバーはティーアップしていることで硬いシャフトであってもごまかしが効いてしまうためでありそのことが原因でドライバーの安定感を低下させてしまっている場合が多いです。
ヘッドの小さい3番ウッドの方がドライバーよりも安定してしまう理由はいくつかありますがその一つはドライバーだけ硬すぎるシャフトを選んでしまうことにあります。
from 元ゴルフ研修生クラフトマンのゴルフ相談ブログ