悶絶クラブに、悶絶する頻度は少なくなり、
ボールを潰すことの快感を感じることが
できるようになってきました。
これも毎日更新されるブログのおかげと思います。
本当にありがとうございます。
さて、クラブの重さをどう感じるか?という
非常に曖昧な部分の質問があります。
もしアドバイスいただけるのであればたいへん助かります。
テイクバックの際の重さの感じ方なのですが、
アイアンに比べFWはその構造上、重心位置が奥にあるため、
テイクバックの際にともすれば、
フェイスが上を向こうとする(左の掌が上に押されてしまう)のが
感じられます。
極端な話、フェイス面が地面に相対し、
トウがグリップの左に位置するくらいでないと、
体の右側にもって行かれてしまう感じです。
感じているときは未だ良いのですが、
打ち急いで、右に持っていかれる感覚を無視して、
トップ→ダウンへ移行してしまうと、
たいていの場合は失敗につながります。
(当然の帰結としてダフリかトップ)
FWであっても、テイクバックの際のこの感覚は、
実はテイクバックが間違っている信号と
捕らえた方が良いのでしょうか?
逆にアイアンの場合、
FWで感じられるようなものが少ないのが悩みです。
長いアイアンであれば、
トウ側の重量感覚を頼りにすれば良いのですが、
ウエッジ、ショートアイアンだと、
そこも曖昧で、チェックポイントを探すのに苦慮しています。
何か別にチェックするポイント、
あるいは改善策はないでしょうか?
お手紙ありがとうございます。
ブログのネタに困っているので助かります。
確かに ウッドはアイアンに比べると重心が深く
(アイアンは5mm程度、ドライバーは35mm、ウッドは25mm位です)
重心が感じやすい…のかも知れません。
弊社のクラブ…ということでなく一般論ですが
正しくクラブヘッドを選択すれば
アイアンの方が重心距離が長く、短いシャフトとは言え
ヘッドも重くなっています。
シンプルにヘッドの重さ…という点では
大きな差は感じないかも知れません。
まあ 市販のクラブに対する嫌味半分なのですが、
軽量スチールシャフト登場以来
ウッドとアイアンのそこらへんの…
重心位置とか重心距離の関係も全く無視の状態で…
これからのゴルフクラブの発展を危惧してしまいます。
運動…移動をさせた時に、
重量は重たく、重心距離が遠く、重心深度の浅いアイアンと
重量は軽く、重心距離は短く(アイアンに対し)、
重心の深いウッドとでは
ヘッドの重心位置の打ち手に対する重さ感というか、
重さの作るベクトルは完全には一致しません。
ただ テークアウェイの初期段階でここの部分とても重要で
特性の微妙に異なるそれぞれのヘッドを同じように扱うのには
ちょっとしたコツというか、ノウハウが必要です。
書かれている通り、シャットを維持するのには
重心が短く、重心の深いウッドの方を意識的に残してあげる必要がある訳ですが、
二つポイントがあります。
一個目は意識? 知識?として覚えておく程度 のものです。
(なぜならば現場に行くとなかなか実行できないからです)
ゴルフクラブが長くなる ということは
それによって運動に対するヘッドスピードを
高くする効果があります。
ですので 自分の動作自体は速くしなくても
そのクラブの長さによってヘッドスピードは高くなるのです。
始めの20センチの動きだけでも 遅くしろ…とは言いませんが
加速させない動き出しは
リズム感として身に着けて悪いことはありません。
次に・・・(こちらが重要です。)
ウッドを苦手としている人の典型は
テークアウェイの初っ端の段階で左腕なり、
左肩でクラブを押してしまっています!
その動きは左腕のローリングが必ず伴うので
重心の深いウッド径はよりフェースが空を向く量が増えます。
→これがその後のスイングをグダグダにしてしまう
きっかけになっています。
正しくテークアウェイを実行すると
右腕が曲がる➡短くなる のですから
グリップが体に近づくことはあっても、離れることはありません。
左腕のローリングや左腕の押しでテ
ークアウェイを取るゴルファーは
この段階で グリップが体から離れ、
手でクラブを動かしているので、
結果、手打ちになるのは当然ですが、
それだけでなく 体が右を向くという、
ボールから離れる、インサイドへの動きになる筈なのに
グリップやクラブは飛球線後方に真っ直ぐ動こうとして
無駄な遠心力を生み出すことになります。
それによって 体が十分右向きをなるのを阻害されてしまい、
それでなくても浅いテークアウェイが
より一層浅くなり易くなります。
テークアウェイは特に右ひじでクラブをしっかりホールドし
右半身がメインではありますが、右ひじのクラブを動かすような
そんな感じが良いと思います。
片手で持っているのは辛いから
左手が握っている程度で良いと思います。
実際にはなっていないかも知れませんが
意識としては 書かれている通り
グリップよりもヘッドが
アドレス時のその場に残るような、
グリップよりも左側の領域に残るような
テークアウェイの取り方は正解だと思います。
参考になるかどうかわかりませんが
動画としてありますので、見てみて下さい。
それとアイアンだから、ウッドだからというのではありませんが
少々 極端ですが
テークアウェイからトップオブスイングまでこの赤い線の右(外)クラブを出さない、
この赤い線が壁…と思って
ここの中でテークアウェイを完結させてしまうように
クラブを移動させてみて下さい。
多分 それがウッドやアイアンの重心の深さの違いに対する答えになってくると思います。