生まれ変わる前のコースは銀行系のゴルフ場で、
それなりに流行っていた。
奥座敷的なゴルフ場をコンセプトにしていたらしく、
平日にゆっくりと社交ゴルフを楽しみ、
土日には月給取りが週末ゴルファーになっていた。
その名残は今も１８Ｈにしては月例の多さに繋がっている。
月例に出られるレベルではなかったものは、
土曜日や競技のない日曜日にプレーするしかなかった。
バブリーな時代だった。
月例１Ｒが終わるとキャディが帰ってしまい、
コースに空きがあり青空に恵まれていても、
セルフなどなく「今日はコレで終わり」になっていた。
アルバイト時代からの付き合いのＡがスタート予約にいて、
何かと日曜の便宜を図っていてくれた。
昨夕、Ｍ支配人から元副支配人Ａの訃報が入った。
ショートピース派だったＡは肺がんを患い、
抗がん剤治療していたが肺炎を併発したという。
二月脱煙ロングピース派は冥福を祈る。
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