20141021

元ゴルフ研修生クラフトマンのゴルフ相談ブログ: クラブセッティングのご相談です

【質問】

「倉木さん

お世話になります。



数年に渡り、ブログからヒントを頂き、最近では八十台前半で

年間百回程度楽しんでいます。66歳海外在住です



クラブも最新モデルはなかなか入手できず、たまの帰国で

リユース品を楽しんでいます。

歳も重なりアイアンシャフトをNSプロのV90に変更しました。

(元はスリクソンモデルのヘッドをフィッターさんに同じバランスにしてもらいました)

これは粘りのある海外の芝に対応しやすいということでした。

今までS200だったのですが、寄る年波に重く感じるようになりました



今回の帰国でドライバー軽量化のリユース品(XXIOのMP600-10.5)SRを

入手した所、一般的なスイングでは出玉は勢いがありますが終盤失速で

キャリー180-195Yでランは10-15Y位でした。

多分シャフト特性のためだと思います。先調子でフニャの感じです。

綺麗に上がりますがキャリーが出にくいようです。

ショップの試打では実距離はわかりませんでした。



今まではZTX(スリクソン2010モデル)ミヤザキ72s-9.5(315g)のSシャフトです

HSが43m前後なのでキャリーが190-210Yでランが20-30Y前後だと思います。



さて、XXIOでリスト回転を多めにスイングをした所、シャフトに粘りを感じ

キャリーも従来近くとなり、総重量が軽い(285g)ためか、非常に振りやすく感じ、

HSも上がったような気になりました。キャリーはやはりあまり無いようです

スリクソンでも試しましたが効果の違いは余り感じませんでした。

もともとヘッド重量設計がうまく出来ているんでしょうね



MP600のシャフト長は46.5だということですが、カーボンシャフトはシナリだけでなく

ねじれを入れると反発が高くなるのでしょうか。

これは一般的に言えることなのでしょうか。



最近ボロンシャフトもあるようですが、どうなのでしょう。

フィッターさん(日本人)は試す価値はあると言っています。

よろしくお願い致します」






【回答】

実は、シャフトは、ねじれもしなりもない、棒のようなものが、最も反発が強くなるのですね。

ボール初速が高くなるということです。

極端な例で考えると良いですね。

ガチガチの鉄のようなシャフトと、ふにゃふにゃの釣り竿のようなシャフト、どちらが反発力(ボール初速)が出るか。

もちろん、鉄のようなしならないシャフトの方がボール初速が出ます。

これは物理的に明らかと言えます。

なので、シャフトはねじれもしなりも少なくなるほどボール初速が出ます。

シャフトメーカーの方もデータ計測をするとその傾向が間違いなく出ると言っています。

なので、単純にボール初速だけを考えれば、シャフトは硬いほうが有利です。

しかし、ゴルフはそこまで単純ではありません。

トルク(ねじれ)があることでスムースな切り返しができ、しなりがあることでタイミングが取りやすくなったり、インパクト時のフェース面の向きが最適化されたりします。

全くしならないシャフトというものは、とてつもなく打ちにくいものです。

切り返しに違和感があり、タイミングが取りにくく、打点もまともに定まりません。

ほぼトップ〜空振り、どスライスになってしまいます。

ねじれ(トルク)は大きいほうが、基本的にはスムースな切り返しができるし、タイミングが取りやすく、安定感が高まります。

ボロン繊維を使ったシャフトはは高価ですが、予算が許すなら、ぜひ試してみてください。

しなり量の割にはボール初速が出やすくなっています。

ゼクシオの46.5インチ286gというのは、実はそれほど軽すぎない、調度良い所と言えます。

というのは、45インチに換算すると304g程度になるからです。

これはとても良くできていると思います。

飛距離を伸ばすのに最も有効なのはシャフトを伸ばすことです。

リシャフトの際は、グリップ重量も加味して、総重量とスイングバランスと長さを決定してください。

飛距離を重視するのなら、長さを優先してください。

ですが、純正でも十分、バランスが取れていて良いのでは、と私は思います。

アイアンシャフトのNS Pro V90との重量コンビネーションも最適で、良いと感じますね。



 

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