20140811

ゴルフ ~修羅の道~更新-膝のライン。

「前傾維持」







耳タコであろう言葉達。















タコの数が1万になっても(笑



徹底して言わなければならない。























前傾維持は





手打ちなら簡単。











軸も同じ。







手打ちなら体を使わないから



前傾も軸も動かない。

















体を使おうとすると









腰は浮き



ひざは緩み









前傾も軸も崩れやすくなる。



















矛盾。







スイング作りの過程で



いくつも立ちはだかる矛盾の一種。











ちょっと前に書いた。







体に都合のいい動きの殆どは



ゴルフにとって不都合なものだと。















この矛盾を



なんとか支えてくれるものが







私は基礎だと思っている。



















前傾が維持できず



腰やひざが不安定になりやすいのは







体を使おうと努力した結果だと私は理解している。

















過程としては決して間違いじゃない。





努力した結果だから。













でも







そのままでは



再現性は上がらないしミスの原因にもなる。























100を切れる頃になると



そこそこ体が使えるようになる。









飛距離に限界を感じ



もっと飛ばそうと







体重移動やボディーターンを必死で練習し











80台に突入する。

















アマチュアの多くはこんな過程を辿る。





















ここからは





今度は「制御」を学んで欲しい。















使えなかった体が



使えるようになった









その代償が



不安定な下半身。

















体が使えるようになったら









下半身を見直して欲しい。





特にひざ。















初心者の頃は棒立ちだった両膝は



こうして上達の過程で柔らかく使えるようになる。













努力の結果







今度は使い過ぎて



不安定になってしまう。

















手順は間違っていない。





次の段階に進めていないだけ。





















もう体は使えるのだから



次は安定させることを必死で努力しよう。





















踏み込みトレーニングは継続しつつ





次はひざの制御。









前傾維持のための



下半身でスイングするための大事なステップ。

















前傾の崩れ。







右肩が下がってインパクトでフェースが開いたり



腰が引けて上体が起き上がるのも









”両膝の緩みが原因”であること



今までの指導経験から学んだ。











初心者にはない動きでもある。



手打ちの人にはない悩みでもある。



















ひざに100均ボールを挟んで(笑)











PW 100y ボール挟み















小さめの柔らかいボールがいい。



ビーチボールなんかでも十分。







ひざを意識して欲しいので



ひざに挟むことをお勧めする。











それでも感覚は



体を使うことが当たり前になっているはず。







腰も回そうとするし



上半身もちゃんとねじれる。















意識することは



踏み込みトレーニングと同じ。







腕の脱力だけ。











下半身を抑え込むと



どうしても手で打ちたくなるので









脱力で振り切ることは必須。











力まず振り切ることは



どんなトレーニングをやっていても最優先。









意識はいつも脱力。



大げさに大げさに脱力を。













そのために









「無意識で矯正が可能」な







一本足や



ボールを挟んでトレーニングするのだから。



















制御を覚えよう。



挙動を抑えよう。













動画を撮影し







今まで通りの自分のスイングを



強制的にどこかの動きを制御をさせたときのスイングを







比較してみよう。















特に前傾の維持は



腰やひざに負担がかかる。











重い箱を持ち上げる時の







あのひざの踏ん張りが



あの下半身の安定感が







スイングにはとても大事。

















体は使うけど



下半身は適度に踏ん張るという









「微妙な矛盾」を









上手に両立させる努力をしてみて欲しい。































まずは緩んでもいいから



体を大きく使うことを学ぶこと。







体を大きく使えるようになったら



こうして少しずつ制御を学ぶこと。















手に豆を作ってでも



ブンブン振り回すマン振りを体が覚えてから







脱力を覚えるように。

















私の指導の大事な手順。















逆はだめ。



形から入ると体は使えない。





当てることを先に学ぶと



振ることができなくなる。

















非常に多い。







形主体のレッスンを受けて



見た目は一見綺麗だけど飛距離もスコアも伴わない人が。













体が使えるようになると



飛距離は大幅に伸びる。











脱力で





シャフトの長さ、ヘッドの重さを



効率よく使えるようになると







もっと伸びる。





















次は下半身。





使いすぎている下半身を少しだけコントロールできるように。



















キツいぞ。



ひざに挟むと。







最初はついつい手打ちになる。







体が不自由になってしまう分



手に力を入れて補おうとする。













そのキツさこそが



何度も書いてきた「再現性の土台」。













体にとってとても不都合なキツさこそが精度の源。















体が硬いと気付ける。



ストレッチしないと厳しいと感じる。

























ゴルフの3大基礎である









ポスチャー。









それは決してアドレス時だけの姿勢を指すのではない。









トップでの



インパクトでの



フォローでの









前傾維持も含んでいる。





















起き過ぎず





深くなり過ぎず









振る上で最もバランスの取れた





前傾を最初から最後まで維持することは













不安定な傾斜が常にある



ゴルフ場でのプレーに於いて









とても大切な基礎だと認識して欲しい。

















両腕にボールを挟む人は大勢見かけるが



両膝にボールを挟んで練習している人は皆無。













どっちも大事だけど









どっちが大事かと聞かれたら



どっちが先かと問われたら









躊躇せず後者だと



私は自信を持ってお答えする。

















スイングの土台は下半身。







それを知っているなら



それを素直に信じて欲しい。















手より下半身。



腕は土台じゃない。















下半身が緩み過ぎたら



どんなに両腕を上手に使えても無意味。













90を切れる腕になったら





下半身を見直そう。













下半身を安定させて



体を使うという













矛盾を上手く克服しよう。





















それが精度の大原則であることは





耳タコのはずだから。



















タコを無駄にするな。





誰もが言うことなのだから間違いない。

















新鮮味がなくなると



いつも目からウロコなアドバイスばかりを欲しがる











努力が圧倒的に足りないアベレージ達には全然響かない基礎。























やっていない。







一本足での踏み込み素振りと同様



練習場でこんな努力を積んでいる人はまったく見かけない。















人がやらないことこそ





上達の鍵。



















膝のラインが崩れると



すべてのラインが崩れる。













重要度は







下から。

















ライン3部作は







新しい記事ほど重要だと理解すること。





















地味だけど









ゴムボールは



100均で売っている優秀な練習器具(笑

















ショットだけじゃない。













特に







アプローチやパッティングでは



毎日のように挟んで練習したい。











下半身が命だから。



バンカーを含めたミニゲームは。













飛距離を必要としないこのふたつは



下半身が命だから。

















パッティングですら



ボールを挟むとキツいという人が多い。













たったそれだけで全然違う。





やった人だけが感じられるもの。















それくらい両膝は緩んでいる。



下半身は緩んでいる。













ひざを緩めると



上半身はとても楽になる。











前傾が崩れる最大の原因。























気付いて欲しい。



体に楽をさせてはいけないのだと。









こういう努力をしない人達には



絶対にわからないことであり気付けないこと。





















前傾維持は



バランスのいいスイングの基礎。









下半身はその基礎作りのための土台。













インパクトで上体が背中に動き



頭が浮いてしまう人は多い。















トップしたり









開いて右へ



被って左へ











などなど













万病の元。





















腰のせいではない。



ひざが緩いのだ。











ひざが緩いから腰が浮き上体が伸び上がり















結果









背中側に重心が乗ってしまい



上体が起き上がる。















踏み込めるようになれば



ある程度下半身は安定してくる。













次のステップは







踏み込みにくい状況でも踏み込み



無駄にひざをぐらぐらさせないことを。











最初はキツいだろうけど



最初は上手く打てないだろうけど











半年



一年と続ければ









必ず何かが違ってくるから。















たったの108円で(笑





















人の体の動きに不都合なものは





すべて再現性や方向性の源であること























私の指導を必要としてくれている











生徒のために

















































































記録。

from ゴルフ ~修羅の道~