20200309

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: からだの回転に対する物理的負荷


スイングって こんなイメージ でしょう。

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からだの回転を骨盤として考えています。
90度右を向くコトが正しい とは言いませんが、
分かり易いので90度とします。

✋実際は ヘッドやグリップも含めて 同調していれば
その数値はある程度であれば 90度以下 でも問題ないと思います。


トップでは 骨盤のラインが 右向き90度 ですが、
それが ダウン→インパクトにおいて 元のボールと正対する状態に、
90度反時計回りの右から左への動き をする というコトです。
重さのかかり方と回転の関係 - コピー
ところが ヘッドの重さ に
運動が加わった時、その不可抗力分 ヘッドは同調しません。
土台である からだが90度回っても 70度なり、80度程度
その経路や姿勢にもよりますが、
もしかしたら60度位しか動かないのかも知れません。
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仮にからだの回転90度に対し、80度としても
元の状態、元の場所 に戻ったのでは
ボールに届きませんから その分、左に移動します。

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スイング用語では
これを ダウンスイングのからだの回転と体重移動(シフト)
というのだと思います。

ここで問題なのは からだの回転や体重移動の仕方 や 方向ではなく
ヘッドはその重さ、そして運動によるその重さの乗算(増え方)によって
土台、運動の源 である からだの回転よりも
運動量は少ない、90度回っても シャフトやヘッドは90度分『動けない』

という部分です。

90度回っても シャフトやヘッドは90度分『動けない』
これではボールに届かない ので
左にシフトする のです。


逆に言えば、スイングの中にシフトが無い
シフトが苦手、出来ないというコトは
シフトという動作が苦手なのではなく
90度回っても シャフトやヘッドは90度分『動けない』
これではボールに届かない と思っておらず
90度回れば シャフトもヘッドも90度動く

元々の重さ、そしてそれを増す効果のある長さ
加えて 運動による重さの乗算(増し)分
ヘッドは運動が、移動が減ってしまう と思っていない のだと思います。

私個人の打撃 で言えば、
90度のからだの回転に対し、シャフトやヘッドは半分…はオーバーですが
60度分程度しか動かない、動けない と思っているので
(回転の弧の半径が からだ/グリップ/ヘッドでは異なるので)
出来るだけ多めの 『届かない分』『動けない分』シフトを取ろう と思っています。
運動を持続できる範囲、バランスが取れる範囲で
出来るだけ多くのシフトをしよう と思っています

その方が クラブヘッドの動きを、ミスにつながる動きを抑えたうえで
ロフトも立てやすく、飛距離につなげ ミスも抑制出来る
のではないかと思います。

推測…外れてはいないと思いますが、
多くの人は からだを回せば、その分、シャフトもヘッドも動くと
物理を超えた願望、ファンタジーでショットをしようとしている
のではないかと思うのです。

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この届かない筈の動作で ボールが当たる、ボールに届く という
前提の元でスイングしている、ショットをしているので
自分にとって 当たり前の ヘッドを振る、シャフトを振る
に対し、「ヘッドを振るな!」「シャフトを振るな!」 は
言葉としては理解できても
「打つな」「当てるな」「届かせるな」と同意語ですので
頭の中では実行できても、実演は不可能です。

でも 物理社会では、ヘッドの元々の重さ、
シャフトの長さ分の増し、
運動での乗算分、
グリップが移動した分よりも ヘッドは移動量は少ない
「動けない」のです。
これは残念ですが、オランダに行っても、チリに行っても
南極でも全く同じ法則です。

スイングは体の向きを変える回転…私は単に横運動と思っていますが
回転運動ですので、その総合的なクラブ、ヘッドの重さ分、
回転の源の回転角度よりも 常時、少ない角度でしか動きません。
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90度回転したら ヘッド(クラブ)も、シャフトも90度回る と
言う妄想の元、ショットをしたら
自分が90度回って クラブを動かすコト ではなく
ヘッドやシャフトが90度動くことが優先事項になりますので
反時計周りのダウンスイングに対し、その反対方向に負荷がかかりますから
右サイドが軸の、左サイドを大きく👉クラブを90度回転させるための
からだの回転方法になってしまっている(左腰を開く) 
のではないかと
推測しています。

それが 左腰の引けてしまう、からだが開いてしまう、
からだに対してはアウトサイドインの動きになる
一つの要因ではないかと思うのです。

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