スイングって こんなイメージ でしょう。

からだの回転を骨盤として考えています。
90度右を向くコトが正しい とは言いませんが、
分かり易いので90度とします。
✋実際は ヘッドやグリップも含めて 同調していれば
その数値はある程度であれば 90度以下 でも問題ないと思います。
トップでは 骨盤のラインが 右向き90度 ですが、
それが ダウン→インパクトにおいて 元のボールと正対する状態に、
90度反時計回りの右から左への動き をする というコトです。

運動が加わった時、その不可抗力分 ヘッドは同調しません。
土台である からだが90度回っても 70度なり、80度程度
その経路や姿勢にもよりますが、
もしかしたら60度位しか動かないのかも知れません。

仮にからだの回転90度に対し、80度としても
元の状態、元の場所 に戻ったのでは
ボールに届きませんから その分、左に移動します。

これを ダウンスイングのからだの回転と体重移動(シフト)
というのだと思います。
ここで問題なのは からだの回転や体重移動の仕方 や 方向ではなく
ヘッドはその重さ、そして運動によるその重さの乗算(増え方)によって
土台、運動の源 である からだの回転よりも
運動量は少ない、90度回っても シャフトやヘッドは90度分『動けない』
という部分です。
90度回っても シャフトやヘッドは90度分『動けない』
これではボールに届かない ので
✋左にシフトする のです。
逆に言えば、スイングの中にシフトが無い
シフトが苦手、出来ないというコトは
シフトという動作が苦手なのではなく
90度回っても シャフトやヘッドは90度分『動けない』
これではボールに届かない と思っておらず
90度回れば シャフトもヘッドも90度動く
元々の重さ、そしてそれを増す効果のある長さ
加えて 運動による重さの乗算(増し)分
ヘッドは運動が、移動が減ってしまう と思っていない のだと思います。
私個人の打撃 で言えば、
90度のからだの回転に対し、シャフトやヘッドは半分…はオーバーですが
60度分程度しか動かない、動けない と思っているので
(回転の弧の半径が からだ/グリップ/ヘッドでは異なるので)
出来るだけ多めの 『届かない分』『動けない分』シフトを取ろう と思っています。
運動を持続できる範囲、バランスが取れる範囲で
出来るだけ多くのシフトをしよう と思っています。
その方が クラブヘッドの動きを、ミスにつながる動きを抑えたうえで
ロフトも立てやすく、飛距離につなげ ミスも抑制出来る
のではないかと思います。
推測…外れてはいないと思いますが、
多くの人は からだを回せば、その分、シャフトもヘッドも動くと
物理を超えた願望、ファンタジーでショットをしようとしている
のではないかと思うのです。

前提の元でスイングしている、ショットをしているので
自分にとって 当たり前の ヘッドを振る、シャフトを振る
に対し、「ヘッドを振るな!」「シャフトを振るな!」 は
言葉としては理解できても
「打つな」「当てるな」「届かせるな」と同意語ですので
頭の中では実行できても、実演は不可能です。
でも 物理社会では、ヘッドの元々の重さ、
シャフトの長さ分の増し、
運動での乗算分、
グリップが移動した分よりも ヘッドは移動量は少ない
「動けない」のです。
これは残念ですが、オランダに行っても、チリに行っても
南極でも全く同じ法則です。
スイングは体の向きを変える回転…私は単に横運動と思っていますが
回転運動ですので、その総合的なクラブ、ヘッドの重さ分、
回転の源の回転角度よりも 常時、少ない角度でしか動きません。

90度回転したら ヘッド(クラブ)も、シャフトも90度回る と
言う妄想の元、ショットをしたら
自分が90度回って クラブを動かすコト ではなく
ヘッドやシャフトが90度動くことが優先事項になりますので
反時計周りのダウンスイングに対し、その反対方向に負荷がかかりますから
右サイドが軸の、左サイドを大きく👉クラブを90度回転させるための
からだの回転方法になってしまっている(左腰を開く) のではないかと
推測しています。
それが 左腰の引けてしまう、からだが開いてしまう、
からだに対してはアウトサイドインの動きになる
一つの要因ではないかと思うのです。