20200310

たかがゴルフされどゴルフ: ピンチは楽しめ!

ときには、どう打ったって寄りそうもない絶望的な場所からアプローチを

しなければならない場面があります。

例えば、グリーンオーバーをして、急な左足下がりの斜面の深いラフに

ボールが止まり、しかもグリーンは下っていて、ピンはすぐ目の前と

いうような状況を思い浮かべてみてください。

そんなとき、どう考えますか?

最悪なのは、そこに打ってしまったことを後悔しながらアプローチする

ことです。
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過去の失敗について、気持ちの整理がついていない状況では、

ナイスショットが打てるはずもありません。

まずは「ここにボールが止まったのはしょうがない」と、

すっぱりあきらめることです。

そうした中で、「ここからどうやってパーを取ってやろうか」と、

ピンチを楽しむような気持ちで、アプローチに臨むのです。

そうすると、「ピッタリ寄らなくてもいいから、せめて1ピンくらいに

止めるためには、どうしたらいいか」「最悪、超ロングパットが残っても

いいから、少しでも素直なラインの方向に打っていこう」というように、

ポジティブで建設的な思考が後に続くのです。

 同じ状況で、「どうせ寄せられないから」と投げやりな気持ちになると、

その時点で、そのホールのプレーに対する気持ちが途切れてしまいます

このような心理状態は、さらなるミスの連鎖を引き起こし、ダブルボギー

以上のスコアになる可能性が高くなるでしょう。

ゴルフは自然と闘うスポーツであり、ミスのゲームでもあります。

想定外の場所から打つことになるから面白いとは、考えられば最高です from たかがゴルフされどゴルフ