日常用語では「二度手間」というのがあります。
本来、行うべき時 に その行為をしていないと
その本来 行うべき時 よりも
より多くの手間暇が掛かってしまう。
例に取れば 食後にすぐに皿を洗うのと
それを放置して 次の日に洗うのとでは
硬くなったお米とかが取れず より手間暇がかかったり…
😿反省することしきり…です。
👉それと似たようなコトが スイングにも起こります。
ダウンスイングにおいて
振り遅れないで オンタイム
(骨盤がボールを向いた時にインパクト~からだの回転で、回転通りに打つ)
からだの回転の時間進行通りに打つよりも
振り遅れて 打つ方が 要らない手間暇がたくさんかかります。


ダウンスイングは 右斜め上から左斜め下への動作です。
からだやクラブを含め、ほとんどのものが
その方向に動作、移動している時にボールが打てれば
エネルギーの無駄も少ないですし、
仮にミスが発生しても、修正は難しくありませんが、
からだの多くの部分が ボールを打って行こう とする方向に対し
からだの一部や半分が全く異なる方向に動き始めた時、
例えば からだを開きながら打つ とか
からだが上を向きながら打つ となると
エネルギーのロスも少なくないでしょうし、
ミスが起こった時の修正は非常に複雑になります。
何が言いたいのか と言うと
胴体、上半身 を一つのユニット
腕も含めた 一つのユニットとして 動かすのと
胴体を捩じって 腰~肩~腕 と別々に動かすのでは
労力も修正も格段に難しくなるのです。
一つのユニットで動かせば
脚やお尻、腹筋、背筋などを使って
骨盤を動かせば 腕や肩も向きを変えます。
それには ある程度のコツ があるとは言え
一回の動作で済みますし、前述の通り
動かす方向なども揃います。




ところが からだを捩じって回す となると
骨盤・腰 を動かした時、
取り残す 上半身上部、肩や腕などは
クラブと同じように 負荷、重さとしての負担になります。
同調して、同期して動かすときには存在しない負担です。
しかも、その後、
肩や腕を回さなければならない、まさに二度手間です。
よくあるパターンですが、
体を雑巾のように、ゴムのようにねじれば
その長さというか、高さは
捩じると縮み、ねじり戻ると伸びます。
それがダウンスイングの伸び上がり だったりする訳ですが、
胴体~上半身を一つのユニットとして動かしている場合には
存在しない 長さ・高さの変化です。
スイングにおいて トップやダフリ 当たりの厚い薄い は
かなり大事な、頻繁に起こるミスなのですが、
かたや 存在しない上下動に対し、
片方は スピードなどによって可変的に加わる 生じる上下動 です。
量の問題ではなく、
片方には存在せず、片方に存在する動作 なのです。
フェアウェイウッドなどは トップやダフリ、ダフリチョロなどの
痛いミスが発生しますが、
フェアウェイウッドはフルショット、かなりのスピードで打ちます。
捻じっている限りは 捻じれば縮み、ねじり戻せば伸びます。
ダウンスイングにねじり戻せば からだは高くなるので、
その分、下に振りますが、ダふった場合、
それを どちらで どう調整すれば良いのでしょう?
その調整度合い、調整タイミング を誰かに教われるでしょうか?
そして それが疲労なども含め 持続的にコンスタントに出来るのでしょうか?
そして…捩じる、腰と腕なり、腰と方なり、胴体を分けてスイングする場合の
最大の問題点は 重さにあるのです。
そして 本ブログを読まれている方は別として
それは 治る可能性がきわめて低い と言わざるを得ません。