今年もツアーが終了し、世界ランクも終了ということで、例年のように何か特集を、ということで、今年は渋野選手のスイングを特集したいと思います。
渋野選手は2017年のプロテスト後に現在のコーチの元でスイング改造を始めたということです。そしてたったの2年でメジャーを獲ったのですから、驚異的な成長ぶりです。
2017年のプロテストでは、最終プロテストの予選で敗退するほど酷い状態でした。その年は松田 鈴英選手がー11でトップ合格、勝みなみ、新垣選手らはー5、小祝選手が-2で合格といった中、渋野選手は三日間で+14で敗退していたのでした。どん底状態ともいえるでしょう。ただ、それでも最終プロテストまでは行ける能力があったわけです。
渋野選手のそれまでは、地方アマチュアやジュニアに勝つことはあっても、全国レベルで活躍できる選手ではありませんでした。
これほどまでに急成長できたのは、お母さんが元やり投げの選手で、お父さんは元円盤投げの選手だったという投げ物DNAと基礎トレーニングを子供の頃からやっていたこと、それに合理的なスイングが合わさったことがあると言えるでしょう。
身長が170か、それ近くあり(公式発表は167ですが、高身長女子の場合、低めに言うことが多いので)足のサイズが27cmであったり、腕がとても長いなど、非凡な才能に恵まれていながらジュニア時代に活躍できなかったのは、あまりにも乱れやすいスイングだったから、ということを言わざるを得ないと思います。しかし、そういうスイングのジュニアはとても多いので、才能が活かせない選手はとても多いと思われます。
それでは早速渋野選手のスイングがどう変わったのか?見ていきましょう!
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