20181203

ANSERFREAK: 同じ21度でも用途が違います

最近同じような相談が立て続けにあったので紹介します。 setti.jpg その相談というのはユーティリティの21度と、フェアウェイウッドの21度(7番ウッド)のどちらを選ぶのが良いかという相談でした。 なかなか一つの答えにはなりにくいところですが、私の考えを書いておきます。 だいたいのフェアウェイウッドの7番は20度とか21度が多いですね。同じロフトのユーティリティも結構あります。 ちゃんと打てたらどちらが飛ぶのか?それはフェアウェイウッドの方が飛びます。7番ウッドの一般的な長さは41インチくらい。一方21度のユーティリティはそれよりも2インチ前後短くなります。 短くなればヘッドスピードが出なくなりますので、しっかり振れれば長い方が飛びます。 ですが、フェアウェイウッドはボールが上に行く球筋、ユーティリティは前に行く球筋になるので、用途が違うわけです。 上に行くと言えば怖いのは風、前に行って転がると言えば怖いのはキャリが出ない状況の時です。というわけで風が強い時のフェアウェイウッドと、打ち上げのユーティリティは距離が落ちるということにつながります。 風がある日はユーティリティ、風が無い日はフェアウェイウッドという使い分けもありますし、アップダウンのあるコース(特に打ち上げで使うホールが多い時)ではキャリーの距離が欲しいのでフェアウェイウッドを使うというのもありです。 ティアップして打つユーティリティはそこそこ球も上がりますので、パー3の距離が21度のどちらかになるときは花道の状況や、求める球筋でどちらかを選べばいいと思います。 というわけで、お勧めは両方を持っていて状況に応じて使い分けることです。自分の感覚では[ 「21度の7番ウッドの飛距離=19度のユーティリティ」くらいのイメージで考えています。 【PR】The Putting Laboratory のブログ「Putting Labo Diary」を更新 今日は「超難しい練習グッズ」をアップしています。是非ご覧ください! pldiary.png 【今日の小ネタ】

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