20181128

鹿又芳典ゴルフブログ: UT

先週? いや先々週から久しぶりに酷い風邪を患いました。扁桃腺もはれて40度近い熱も出て1つ予定していた撮影もキャンセルしなければならないほどに。皆さんもお体には気を付けてくださいね


さて本題です


UT(ハイブリット)の登場そして認知されてから20年以上の時が経過していますが、いまだに進化を遂げているというのかクラブの方向性が幅広く比較しにくいクラブでもあると思います。この傾向はアイアンにも起こりつつありますが、UTの場合FWからの流れなのかロングアイアンからの流れなのかによってシャフトやヘッド重量も含めて全く違うクラブになっています。っていう事はそれを踏まえて自分はどちらのタイプを望んでいるのかをハッキリさせないと使いやすいUTには辿り着かないという事です。


そんな中でJUSTICKさんから発売されているIMG_0060このUTは現状で34度まであり今後もっとロフトの大きいモデルも作っていく予定なんです

こういったモデルが他のメーカーさんからも登場してくれるとセッティングの幅が今まで以上に広がっていくと僕は思っています。こういうロフトの大きいUTを見るとヘッドスピードの遅い人用と考える方が多いですが、勿論それも多く飛び系アイアンの上の番手として使いやすいです。でもそれと同じくらいロングアイアンが苦手(同じキャリー・高さに打てない)なのはヘッドスピードに関係なく一般的に多い悩みの一つですし、見方を変えると7番アイアン位まで打感や操作性を重視したヘッドを使い、打てなくなった距離からは違うクラブにするという選択肢も生まれてきます極論を言えばグリーンを狙うクラブはウェッジ的な流れ。その上はこういうUT。その上はFW的なUT。そしてFW。というハッキリと仕事がわかるセッティングも可能になってきます 

僕はセッティングを考えるのがとても好きなんですが、1打でも少なくしようとした時は14本の中で無駄な物は1つもあってはいけません。こんな時にはこれを使えるという妄想と実体験を繰り返しながら、最高のパフォーマンスのクラブを集めるのではなく、最低の結果の水準の高いクラブを集めていくことが近道と言えるかもしれません。 かなり極端な発想ですがスイングではなくスコアに真剣に向き合うとそうなっていくことがアマチュアゴルファーにとっての近道かもしれないですよね 何度も「かもしれません?」って言うのは違う楽しみ方も魅力的だからなんですが

何にしてもこういうカテゴリーのクラブがドンドン増えていくことを喜んでいます





from 鹿又芳典ゴルフブログ