20181121

まる得!ゴルフレッスン公開: レッスン公開247-51

週のGOLFWebTVは、小日出さんのスイングがレッスンでどう変化したのかをご紹介します。今回、小日出さんにレッスンをしたと言っても、たったの3分くらいでした。最大の問題は手を振り上げてホーガンプレーンを割ってしまっていたことなので、もっとフラットなトップにしてみることを提案しました。

イメージとしては、ファウラーのような感じで、トップでの左腕が肩のラインと一致するくらいフラットなイメージでスイングしてもらったわけです。しかし、そうやっているつもりでも、現実にはもっとアップライトになってしまうのが普通で、小日出さんもそうなっていました。

本人が自分のスイングを見て「ええ〜〜あれでこれですか〜〜」っていうくらい、やってる感と実際とのギャップがあったようです。こういうことは、熟練者の方がよくあることで、経験が浅い人は結構変化したりします。きっとまだスイングが固まっていないし、ボールを打つための動きのイメージも安定していないからでしょう。なので、わりと上級者ほど変化しにくい、という傾向があります。

上級者が変化しにくいのは、マッスルメモリーが関係していると思われます。スイングに関する一定の動きが既に筋肉にすりこまれているので、それを変えるというのは、大変強い意思が必要になるのです。また、仮にある日に大きく変えることができたとしても、それはマッスルメモリーされないので、次の練習では元に戻る、ラウンドなんてしたら完全に元に戻る、ということになってしまいやすいのです。形状記憶されているような感じです。

ゴルフスイングで難しいのは、何かを変えようとした時、一方では、そのように変えることへの抵抗が働く傾向があるのに、やり続けるとやり過ぎになってしまうことも多い、ということです。前の日と同じようにやっているつもりなのに、いつのまにか正しい位置を通り越してやり過ぎになってしまっている、ということも、実はとても多いのです。

スイングを変えるというのは、ギターのチューニングやカメラのピント合わせに似ています。ずれている位置から正しい位置に進み、丁度のところで止めるのではなく、一度行き過ぎて、逆に戻って、また行き過ぎて、逆に戻り、徐々に狙った位置に近づいていく、そんな感じであるべきです。しかし、それには基準が必要で、その基準は世界にたったひとつ、グラビティプレーンしかないっちゅ〜〜ことですわ。

なので、グラビティプレーンを使わずに完全なスイングをつくるとすれば、それは偶然できあがるのを待つようなものになるんやで〜ということで、今日もレッスン公開をお楽しみください・・・

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