今週のGOLFWebTVはバンカーシリーズ第二弾、目玉からの脱出です。因みに英語でもフライドエッグライと言いますが、プラグドライとかビュリードライという表現もあるようです。
目玉というのは、ボールが埋まった状態のことで、アプローチなどでボールを高く上げて寄せようとした時に、グリーンまで届かずガードバンカーに落下した時などになりやすいライです。
一般にバンカーショットでは、砂が柔らかい場合は難しいものですが、そういう柔らかい砂の場合に目玉になりやすく、ボールの周りの砂が盛り上がっていたりすることが多いので厄介です。
ショット上の注意点は、ボールが低く飛び出して、どうしてもある程度の距離飛んでしまうので、ピンが近い場合などに寄せようとしないことです。寄せようとしてしっかり振れなかったり、フェースを開いたりすると大失敗しやすいので、まずは出ればOK、グリーンに乗れば大成功、くらいの意識で挑むことが大切です。
余談ですが、ゴルフでは、ミスを認めるということが非常に重要で、ミスをしたことを帳消しにしようとすると、更に深みにはまって大叩き、ということがよくあるものです。つまり、目玉の場合であれば、目玉になるというのはミスなわけで、そのミスを帳消しにしようとしてピンを狙うようなことをすれば、バンカーから出ず、しかも、戻ってきたボールが打った後のくぼみに止まる、みたいなことになり、そこから打ったボールがホームランになってOB、なんていう最悪のシナリオさえあり得るということです。なので、そういう場合は謙虚に自分の技量を考え、過信することなく冷静に最善策を考えて実行することが重要なわけです。
そういうことってPGAツアーを見ていてもたまにあって、調子のよい選手が思わぬミスをする時というのは、無理なところから強引に狙おうとしてミスになっていることも少なくありません。調子が良いので何でもできるような気になってしまってミスするわけですね。
なので常に成功の確率を計算することは重要です。その場所からやろうとするショットを10回やって何回成功できるか?その確率をイメージし、挑戦すべきかすべきでないかを瞬時に考えられるように常に練習しておきましょう。
さて、果たして目玉からの脱出はどうすればいいのか?二人のプロとトップアマの方法を参考にしてくださいね。それでは今日も、レッスン公開をお楽しみください・・・
毎度ありがとうございます。
from まる得!ゴルフレッスン公開