20171231

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: スイングを教えてくれるのはゴルフクラブです


どのようにクラブを扱うか? は
どんなクラブを扱うか、に大きく左右されます。

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ある程度、正しく扱う と言う前提の上では
重いヘッド、柔らかいシャフトのクラブは
自分の握っている棒、その延長でボールを打てば
大丈夫です。
重量が一直線上に揃う特性が利用できます。
ウッドやアイアンなど 重心位置の違いに関係なく
握っている棒で打ってしまえば済みます。


ところが
軽いヘッドの、硬いシャフトのクラブでは
どう振っても 棒・シャフトの延長線上に打点は来ないですし、
『ヘッドを返す』打ち方では
より そのギャップは大きく使うことになります。

ヘッドの打点・重心位置のずれは
常時、意識しておかなくてはなりません。
やや長めの重心距離は 4㌢強…
 だいたいボールと似たような長さ・ズレです。

重い/柔らかいクラブで打つ
シャフト(棒)とボールの関係から比べるとボール一個分
棒で打つ と言うコトから比較すると
 ボール自体は「意図的に空振り」しなくてはなりません。

しかも、機種や番手によるその違いもあります。


ここまででも大きな違いがあります。

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上手く打てた・上手く打てなかった
と言った場合の繰り返し、もしくは修正するのに
✊棒で直にボールと打てるのと
✊棒から4㌢ズレたところでボールを打つ
では修正の方法、難易度が大きく異なります。

棒(の延長線上)で直にボールを打てるクラブの修正は
単に グリップの移動の軌跡、移動を変えれば済みます。
繰り返すのであれば グリップの移動の仕方を
良く感じ取れば良いのです。

棒から4㌢ずれたところで打つ場合、
4㌢ズレたところにあるのは重量です。
なので その場所を修整すると 棒そのもの、グリップや
体の姿勢にも意図しない影響・重さが加わり、
修整→影響→調整 が繰り返され、
それに番手や機種による違いが絡みますので、
二度と同じ状況が生まれません。
修整しているのに その修正がミイラ取りがミイラに
のように永遠に続くことになるのです。

それが一般的なゴルフスイングの練習 なのでしょう。



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重いヘッドであれば
 それをより重くならないよう、
 重く感じないよう使っていくでしょうし
軽いヘッドであれば
 それを重く感じられるように、
 素早く動かせるように使うでしょう。

柔らかい/しなるシャフト であれば
 シャフトをしならせないで使うようになるでしょうし、
硬いシャフトであれば
 シャフトをしならせて使うようになります。
 シャフトをしならせた場合、一方通行と言う訳には行かず
 元に戻さないといけませんから、覚えることはかなり増えます。

柔らかいシャフトでは
 いかにそのシャフトの機能を使って
 『グリップ』を動かすか、考えるようになり
硬いシャフトでは
 如何に『ヘッド』を動かすか、考えるようになりますから
多くの部分は「真逆」な関係と言えるかも…です。

良くも悪くも スイングを教えてくれるのは
 ゴルフクラブ だけ… かなとも思います。

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