タイガーのスイングヒストリー、トップでは、ノーコックでコンパクトになっていましたが、体への負担が強く力でスイングする感じに変化していました。
今日はダウンですが、上の図は左腕がほぼ同じくらいの角度の瞬間ですが、明確な違いが一つありますね。それはシャフトの角度です。22歳の頃のタイガーには、かつてあったタメが全くなくなっています。キャスティングしているとかでは当然ないですが、ノーコックスイングなのでリストでのタメがないスイングになったわけです。
言うまでもなく16歳の頃のタイガーも既に驚異的なヘッドスピードで飛ばしていたので、16歳の頃と22歳の頃とを比較してヘッドスピードに差はないか、22歳の頃の方が少しは早くなっていたかもしれません。しかし、リストによるタメのないスイングでヘッドスピードを出すためには、当然手の速度を上げる必要があり、それは結局体の回転速度を上げることで実現することになります。つまり、この頃のタイガーは、クラブに仕事をさせるスイングではなく、体の回転力便りのスイングになっていたわけです。折角クラブに仕事をさせるスイングが出来ている人なのに、それを殺して体に無理をさせるスイングになってしまっていたわけです。
タメがないということは、フェースの回転量を減らす必要があるので、以前よりもフックグリップにしてフェースローテーションを減らしてスイングしていたわけですが、ま〜ナンセンスとしか言いようがない、というのが正直なところです。これが世界のトップコーチがやっているレッスンなわけです。もちろんタイちゃんはどんなスイングでも世界一になれる能力があったので、このスイングで体がボロボロになっても結果は出してしまいました。
ノーコックでもボールは飛ぶし、良い結果だって出せますが、クラブに仕事をさせない分、体に負担がかかる、というこは理解して取り組んだ方がいいでしょう。タイガーはどんでもなく体を鍛えて結果をだしました。そして、それほど鍛えても体を壊しました。つまり、良い結果は能力次第で出せるけど、短命に終わる、ということは明確なので、アスリート系のみなさんは、そういうことも全て理解している人に習うようにした方がいいでしょう。
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from まる得!ゴルフレッスン公開