【質問】
「お世話になります。
3度目の質問になりますが、宜しくお願い致します。
この頃、ドライバーからアイアンまで、ヒールヒットか
シャンクと云う状態が続いていて、なかなか抜け出せない
状況です。なぜシャンク及びヒールヒットが出るのか
具体的な原因(グリップの握り方やスイングの軌道、
インパクト時のフェースの向き・クラブの重量や
シャフトの硬さ、キックポイント等)と、治し方をお願いします。」
【回答】
ヒールに当たるのは横振りになりすぎていることが原因です。
ダウンスイング時にクラブが寝すぎると横振りになります。
フックグリップも横振りになる原因の一つです。
横振りが強いとインパクト時にハンドファーストが強くなりすぎてしまいます。
ハンドファーストが強くなるとさらにヒールに当たりやすくなります。
さらにインサイドアウト軌道も強くなります。
おそらく意識して横振りにしているわけではないと思いますが打点がヒールに集中してしまう時期は自分が真っ直ぐだと思っている状態と現実のスイング軌道に大きなズレがあります。
なので対策はアウトサイドイン軌道の縦振でスライスを打つ練習をすることです。
これを徹底して続けることで今までいかにインサイドアウト軌道、かつ、ハンドファースト、かつ、横振りになっていたかが、体感できるようになります。
今、自分がいる場所は一旦離れないと見ることができないことと同じで真反対の縦振りアウトサイドイン軌道のスライスを打つ練習をすることで解決できる単純な問題です。
問題は単純ですが解決にはかなりの根気が必要です。
途中で他のことに気がそれてしまいがちですが問題の根本は横振りになっていることだけなのでそれを徹底してできるかどうかが解決のポイントです。
徹底すれば3ヶ月で改善しますが半端な取り組みだと10年経っても解決しません。
練習場で左打ち出しのスライスを打つ練習を行うことで改善できます。
from 元ゴルフ研修生クラフトマンのゴルフ相談ブログ