20170102

まる得!ゴルフレッスン公開: 冬休み特集4

米の選手には少なく、しかし日本人や日本のプロには多いエラーを長瀬選手も行っていたようですが、それは一体何か?考えて頂けたでしょうか?

上の図が9時の位置で、下の図がトップ直前ですが、この時点で既に肩の回転が少なく、腕の振り上げが多いということになっていて、つまり肩の回転ではなく腕の動きでバックスイングしている、というエラーです。

上の図はトップですが、後方から見たグリップの位置としては、概ね正しいように見えるのですが、それは正しい肩の回転ではなく、右腰のスエーもあって出来ている位置だと考えられるのです。正面から見ると、右足が垂直くらいになっていて斜めに踏ん張っていません。つまりスエーしているということになるので、このスエーを修正すると、肩の回転不足によって、グリップがボール側に飛び出したトップになると考えられるのです。

スイングというのは3次元でおこなわれているので、後方からだけとか正面からだけの映像では、正しく判断することができません。特にダウンでは、オンプレーンに振れているようでいて、実はリリースが早かったり、頭が流れていたりといったエラーの結果、疑似的にオンプレーンだったりすることもあるので、スイングはできるだけ二方向からチェックするようにして下さいね。

日本では、なぜか肩を水平に回して手を上げる、とか、肩をある程度回したら、後は手だけを上げる、といったバックスイングのレッスンがあります。そして確かにそういうツアープロもいるし、特に女子プロには多いと感じます。日本の女子プロが弱い理由の一つには、そういう技術的なことが確実に劣っているということはあるでしょう。

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