高3の畑岡奈紗が、女子ゴルファー日本一を決める本大会を17歳263日の
史上最年少記録で、初のアマチュア優勝を飾った。
「ここ10年で、登校しなくてもリポートや提出物をちゃんとクリアすれば単位が
取れるシステムを採用する私立高校が増えて、昼間の練習量が増えたことが
大きい。
さらに小さいころからプロを目指すジュニアは全日制ではなく通信制高校に
通うなどゴルフをする環境が全く変わりました。
アマチュアは白っぽく見えるフェアウエーに向かって、真っすぐ打つには
フィニッシュをちゃんと取る、振り切る。
スイングも考え方もシンプルなんです。ラフに入ったらグリーンを狙わないなど
、プロのような無理もしない。、賞金も関係ないのでツボにはまればイケイケの
プレーでスコアを伸ばすことができる
そんな将来性有望なアマの囲い込みにゴルフメーカーの争奪戦も繰り
広げられている。
「表向きは、アマチュア規定に抵触しない範囲でモニター契約を結ぶのですが
、プロになって2、3年たっても、うだつの上がらない選手より、ビジュアルが
いいアマのほうが待遇がいい。
スポンサー契約を前提に、トッププロ同様にクラブを開発、支給する
ケースもあります」
プロ顔負けのアマチュアが大勢いるのがよくわかる