20160629

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: スイング◇体の回転・正誤表


少し懐かしい写真だけれど
テークアウェイで骨盤~胴体がしっかり回っている写真と
肩回りだけが回って、結果、体が前に傾いている写真の
比較をしてみたいと思います。

こちらは骨盤がしっかり回っている(右向き)例です。

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こちら↓は骨盤の回りが足らない例です。

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ズボンの左ポケットを見れば わかりやすいかもです



体は回っていないのに
クラブは所定のトップオブスイングに行く…となると
へそから上の上半身、クラブは体の右にズレている
ことになるのですから、
ダウンスイングは 一般的な言葉で言うところの
外から入ってくることになります。

体を回す というのを 
ここから始めてしまうと
この回転方法を「習慣化」してしまうと
この回転方法から スイングを始めてしまうと
初期は ロフトの開いた状態でのインパクト
から始めることになるので 当然スライス~こすり球です。

本当の原因は 体の回転そのものでクラブを動かして
いないことにあるのに
フェースが開いている という事に着目して
アウトサイドインの軌道を治そうとする ことになります。
➡ 体でクラブを動かさず、腕周り、肩回りで
  クラブを動かせば スライスになるのが正解なのですが…。

下半身がこの状態で トップの位置にクラブが
来ているということは この時点でクラブが開いて
フェースは上を向いています。

ボールを打つのに フェースローテーションが必要になります。

普通にすれば 俗にいうアウトサイドインになります。

それを無理やり インサイドアウトとか
インサイドから入れてくる方に修正すると
よりフェースは開くので、
より多くの、より素早いフェースローテーションが必要になります

困ったことに このテークアウェイ。。。
この体のまわし方だと クラブが外から入ってくるのも手伝い
ダウンスイング初期で すぐに体が開いてしまいます。

体が開く~左を向く、は体が上を向くのと同じです。

ですので この体の回しでボールを上手く打つのには
ボールの位置を あまり左に置くことは出来ません。
アイアンであれば いいところ、アドレス時の真ん中位
という感じになると思います。

が、しかし、ダウンスイングで
より多くの、より素早いフェースローテーション は必要
ということは 時間が必要です。
ボールを中に置く、右に置く ということは
それだけで 時間が少なくなる ことを指しますから
上手く打つのには ボールを右に置きたい
しかし 右に置くと時間が足らない
・・・という矛盾・・・
どうしても難易度を自ら上げることになるのです。

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それと 忘れてはいけないのは
ボールの方向 というのは
アドレスの方向 というのがカギになります。

アドレスの方向というのは
その方向に向いた時のクラブの向きですが
それは アドレスの姿勢通りの両腕の長さのつり合い
によって生まれる訳です。
だから インパクト時、体の向きが
アバウトであっても ボールに正対しているような状態で
初めて ボールの方向が決まるのです。

テークアウェイで骨盤の向きが不十分だと
このボールの方向を司る筈のアドレス時の体の向きの
意味を失ってしまいます。
体が開いてインパクトするということは
両方の腕の長さが釣り合いにくいですから
ロフトが元の状態にならないだけでなく
アドレス時の向き~方向も意味をなくしてしまうのです。
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