体が向きを変える…一般用語でいう体の回転
それを使ってクラブを動かす というのは弊社のお客様にとって
既に周知の事実だとは思うのですが、
やはり そこのところの「誤解」「ご認識」が
実際の動作に及ぼす影響は少なくないように思えます。
体を回す とは
股関節から上の骨盤~そして胴体の向きを変えること です。
今回はスイングを真上から撮った平面上の話で
クラブが起きたり、ヘッドが高くなったりの上下、縦の
話は一切割愛致します。
これによって骨盤、男性であれば秀二が
正面~右~正面(一瞬)を経て左を向くわけです。
ゴルフクラブに限って言えば
長い棒の先に重量が付いている分
体の向きが右→左に180度反転したとしても
クラブの反転する量は90度~120度程度になります。
この時計をご覧ください。
上の写真と合わせて
平行であっても 飛球線方向は3時から9時方向です。
アドレスでは若干真っ直ぐではありませんが
クラブは12時あたりを指している感じになります。
多くの人は当たり前のように
12時から始まって 3時~そして12時を経て9時に
シャフトというか クラブを振るものと
なんとな~く…おぼろげながら、そんなイメージを
思い描いていると思いますが、
そこちょっと思い直してください。
この時計に対し テークアウェイで3時
フォローで9時にゴルフクラブを振るのでは なく
土台である時計自体が向きを変え
時計の針に該当するクラブはターンしないのです。
イメージとしては似たようなものなのですが
時計に対し針に該当する クラブが90度ターンするのと
時計自体が90度ターンするのは
動作にすると大違いです。
テークアウェイでで土台である胴体
骨盤から上の胴体が向きを変えるという事を除けば
腕周りで動かすクラブはたったこの程度なのです。
それが土台である胴体が 90度(仮に)ターンするから
こうなるのであって
時計がそのままで クラブが3時を向くのとは違うのです。
ここの部分 理解している人にとっては
「当たり前」過ぎて馬鹿らしくなってしまうでしょうが、
とても大切なポイントなのです。
体というターンテーブルが向きを変えるのが回転です。
クラブを扱う自分は そのターンテーブルの上で
円に移動することを踏まえたうえで
その進行方向に…実際には立体になるのですが
その進行方向にスライドさせて
ヘッドの重さを考慮に入れスライドさせて動かすに過ぎません。
結果 スイングは円に見えるからと言って
自分自身がクラブを円に振ってしまえば
クラブの構造上、その長さと先端について重さが
自分の考えている動作を決してやらせてはくれず
思い描いているのとは全く違う動作に行きついてしまいます。
基本は自分の胸にクラブを平行に移動させてあげる。
意識的にヘッドよりもグリップを方を多く、
ヘッドは重さがある分動きたがっていないことを考慮に入れ
グリップを方を多く動かす逆扇型のイメージで
平行に移動させてあげる ようにすると良いと思います。
from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります