WGC HSBCチャンピオンズ最終日、昨日は首位と3打差にまで迫っていたスピースでしたが、流石に彼をもってしても連続爆発とはならず、最終日は-2で通算-15は7位タイフィニッシュで大会を終えました。勝ったのは、ラッセル・ノックすで-20、注目選手では、マキロイが11位でした。日本勢は、岩田選手が64位、小平選手が71位、日本の賞金ランク1位で出場したキョンテは、27位とまずまずでした。
日米女子のTOTOジャパンクラシック最終日は、アンソンジュとアンジェラ・スタンフォード、そしてイチヒによるプレーオフとなりましたが、プレーオフ1Hでアンソンジュがバーディーをとって試合を制しました。この試合での日本人最高位は穴井選手の12位で、首位とは5打差、世界の壁の厚さを感じさせられる結果となりました。また、QTをやめて急遽参加した上原選手は、39位タイとなり、賞金ランクも79位に滑り込みセーフ、それまで80位だった選手からすれば、悪夢の結果になったのかもしれません。それはエイミー・アンダーソンという選手で2014にデビューして、今年はツアー二年目でした。なんとかシードをゲットかと思ったら、とんでもないことになってしまって、信じられない、という感じかもです。(正確にはわかりません。)
日本の男子、平和PGMチャンピオンシップは、谷原選手が逃げ切り優勝、谷原選手は現在36歳の中堅選手です。日本人としての勝利は、今年9人目です。今年勝った日本人の日本ツアー選手(石川選手を除き)でもっとも若いのは、小平選手の26歳、次いで片岡選手の27歳、その次が今年30歳になる池田選手。後は全員30歳以上でした。池田選手も若い若いと思っていたら、もう30です。アメリカでは、今年の開幕から3試合連続で、92年生まれ、91年生まれ、93年生まれの若者がツアー初優勝を遂げていて、強い若手がドッカンドッカン生まれてきています。いやはやうらやましい限りですね。
注目の、男女ギャラリー数バトルは、昨日の男子が3962人、やはり雨のため、客足が鈍りました。そして、女子は、更に鈍り、3637人ということで、昨日は男子に軍配があがりました。今回の男子は、入場料を値下げしたことが、人出につながったと思うので、今後は値下げ路線を拡大して、とにかく会場に足を運んで、生のプロの戦いを楽しんでほしいですね。昔、女子ツアーが人気なかった時代は、入場券を無料配布したような頃もありましたが、男子もそういう必要があるのかもしれません。ただ、今週の試合は、ババ・ワトソンという目玉選手がいるし、石川選手も出るので、親の七光り選手も出場していたりする点が、試合の格を落としてはいますが、ある程度、客さんは集まるでしょう。
それでは今日も、レッスン公開をお楽しみください・・・