プレーオフ初戦のバークレイズ最終日、昨日のインタビューでは、調子が上がってきているので、明日が楽しみだと語っていた石川選手ですが、残念ながら爆発することができず、逆にスコアを5つ落し、66位タイフィニッシュで、フェデックスカップランクも122位で終わり、次週に進むことができませんでした。松山選手はこの日も少しスコアを伸ばし、通算-6は13位タイフィニッシュで、フェデックスカップランクも6ポイントアップの14位、最終戦出場の可能性を濃厚にしました。
試合の方は、デイの独壇場、ワンマンショー状態になって、他の追随を許さない圧巻の8バーディー0ボギーの62フィニッシュは二位と6打差の大差での優勝でした。この日のデイは、パターがボコボコに入り、デイ的には、コースをボコボコにしてやったような気持ちでラウンドできたであろう優勝でした。
この試合は、スピ-スが予選落ちしたので、世界ランクの1位がマキロイに逆転されるそうで、トップの二人とは少し差がある3位だったデイは、その差をかなり縮める結果になったと思われます。世界一争いは、この三人による三つ巴の戦いが、しばらく続く予感です。
アメリカ女子のヨコハマタイヤLPGAクラシック最終日は、優勝がクリス・タムリスの-17、二位がヤーニの-16といった中、横峯選手と野村選手はともに-4で35位フィニッシュでした。
日本の男子、KBCオーガスタは、池田選手が-20で2位とは5打差の独走優勝、二位は小田選手が-15でした。そして、女子のニトリレディースは、12番を終えた時点では、渡邊選手が-7、ボミヤン-4で3打差の首位だったのですが、そこからボミヤンが3連続バーディー、一方の渡邊選手はショットのブレから2ボギーが来て、結局ボミヤンが-7、渡邊選手はー5の2打差で、ボミヤンが今季3勝目を飾り、賞金レースも二位とは5200万円以上の大差で首位と独走中です。まだまだ多くの試合が残っているので、何とも言えませんが、ボミヤンの安定感からすると、賞金女王濃厚だと考えられます。
さて、試合よりも気になるのは、男女のギャラリー数バトルで、最終日、男子は3628人に対し、女子は4540人ということで、大会での合計は、男子が4日間で9446人、女子は三日間で10888人、となり、女子が圧勝、という結果でした。去年のKBCオーガスタは、予選が雨で客入りが悪かったにも関わらず、四日間で9900人でした。
今回のKBCでは、6枚で10500円という、割安なチケットを発売し、集客を狙ったようですが、残念ながら効果はなかったようです。やはり、世界トップ100の選手が一人しか参加していないというのは、何気に影響しているのかもしれないですね。
それでは今日も、スピースのスイングでお勉強です・・・