ウィンダム選手権三日目、首位タイ発進で注目を集めるタイガーは、最終ホールで3パットのボギーとしたものの、この日も-2でラウンドし、通算-13は首位のジェイソンゴアとは2打差の2位タイで、最終日を迎えます。2位タイは3人ですが、タイガーは終了時間が最後だったので、明日は最終組ではなく、最後から2番目の組で復活優勝を狙います。今回のタイガーは、試合前には単独2位以上ならプレーオフ進出だと予想されていましたが、試合の展開によって、現在は優勝でなければプレーオフ出場は難しい状況になっています。だから、プレーオフに行くには優勝しかない、という土壇場の戦いということになりますが、果たしてタイガーは、タイガーのタイガーたる所以ともいえる、誰もが不可能に近いと思えるようなことを、またまたやってのけて復活の狼煙を上げるのか?いつもはそれほど人気のない大会が、非常に楽しみな最終日になりました。
一方の石川選手は、この日もスコアを2つ伸ばし、通算-5は47位タイ、石川選手の賞金シードはほぼ確定しているということなので、あとはプレーオフに進出するだけ、ということになりますが、それには30位以内でのフィニッシュが必要だということです。そして、そのためには、明日は少なくとも-3かそれ以上のスコアが必要になるようです。果たして、石川選手のプレーオフ進出は、可能になるでしょうか?石川選手は、「出場できれば、何が起こるかわからない」と言ってました。。
一方の女子は、リディア・コが-12で単独首位といった中、日本勢は、横峯選手が-2で38位タイ、美香選手が0で45位タイ、野村選手は+1で50位タイ、有村選手は+5で72位タイでした。
今週のウィンダム選手権は、予選の二日間で5万人を超えるギャラリーが集まったそうです。タイガー効果で49000枚増刷したそうですが、タイガーは週末も優勝争いを演じるので、更なるギャラリーが詰めかけ、軽く10万人を超えることでしょう。やはりタイガーのカリスマ性は別格ですが、今週のタイガーのスイングを見ると、今年のそれまでに比べて明らかに違っているのはトップで、それまでは、少しクロスしていて、それは確かにジュニア時代の形に近かったのですが、タイちゃんは、どうやらクロスしないトップにこっそり修正したようです。そして、早すぎたスイングリズムも修正され、今週の結果に繋がっています。タイガーは、パターのリップアウトが多かった、と言っているので、パターがもっと入っていれば、余裕で単独首位のゴルフができているようです。だから、明日はパターが入れば優勝するでしょう。
それでは今日もレッスン公開をお楽しみ下さい・・・