20150415

ModernSwing21: 腰の逆回転の正体は何ですか?



Question



マキロイや森田理香子の腰の逆回転の正体は何ですか。

意識してやっているのですか。





Answer



腰の逆回転は野球のバッティングでも行われています。

また、デイビスラブが80年代にすでにやっており

歴史を遡ったらどこまで行くか分からないほど

多くの人達が行ってきた動きです。



これは大きなお腹の筋肉を使うことができる武器で

上半身をダウンスイングで回転させる力を加速させます。



回転椅子に座って、両手を伸ばしたまま組んで

瞬間的に左に回してみてください。

椅子は逆に右回転します。



この時には腹筋にかなりの力が入ります。

すると肩は左に回転しますが、その反動で腰は右に回転します。

無意識にこれをやっている人もいますが、

あえてこの動きを大きくして打つと、かなり飛距離が伸びます。



腰はもともと45度まで開くと、それ以上はパワーがでません。

45度付近まで開くことによって左の腕が引っ張られて来て

それがパワーとなるのですが、それ以上は今度は上半身が

目標方向に回転する力で振り抜くしかありません。



この際にインパクトゾーンではすでに開き切った腰を

むしろ逆に戻すくらいの力で上半身を回転させることで

より力強いパワーが出せるのです。






















from ModernSwing21