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東京ゴルフギア旅団: バンカーにまつわるあれこれ

海沿いコースの重い砂


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先日、ラウンドしたコースはバンカーが深め。

歴史のあるコースのためか、海沿いのコースのためかはわかりませんが、砂と言うよりも土のバンカー。川奈ホテルのような、黒くて目の粗い砂質でした。天候のせいもあるかもしれませんが、川奈よりも水気があり重い感じがしました。


プレー中もコース管理の方が、断続的にバンカーを均されていて、大変良いコンディションでプレー出来ました。


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もちろんバンカーは自分で均すのがマナー。

自分がグリーンに乗っていたら、進行のために同伴プレーヤーのバンカーショット跡を均したりもします。



バンカーから奥のバンカーに入ってしまうのを、意地悪く往復ビンタなんて呼んだりしますが、そんな時は均すのも大変なので、なるべく手伝ってあげたいところです。もちろん、自分がそんな状況になる可能性もあります(笑)


バンカーは、土手を崩さないために、下から入って下から出るのがセオリー。

しかし、今回のコースで遭遇した写真のようなバンカーは、どこからでも深い土手になっていて、ちょっと均すのに迷う感じでした。まあ、手前から均すしかないんですけど。


昨年、バッバ・ワトソンが住友VISAに出場した時、バッバのキャディがものすごく丁寧にバンカーを均しているのがとても印象的でした。

レーキでしっかり均したあとは、歯のついていないレーキの背で、やさしく波を作らないようにゆっくりと均していました。時間はそれなりにかかっていますが、プレー前以上のきれいなバンカーになっていて、世界のトッププロはこういうところも違うのだなと感心しました。


それ以来、バンカーはかなり丁寧に均すように心がけていますが、なかなかプロキャディさんのように美しく出来ないのが悩みです。


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コースマネジメント的には、バンカーに入れないのが正解だと思いますが、難しい状況のバンカーショットになったら燃えますね。

写真は、その一コマで右下の方にあるのがボールです。


土手は高く、砂質は硬くて跳ねてしまいそうなライ。

ピンは近くて、転がせるスペースは余りない状況です。


この日は、いつものグースネックウェッジ「M425」の他に、ティアドロップ型のウェッジもテストを兼ねて入れていました。リーディングエッジが出ているいわゆる出っ歯のティアドロップ型ウェッジのほうが、バンカーは高く上げやすいですね。

僕は、あまり高く上げたくないタイプですが、写真のような状況だと、ふわっと上がってくれたほうが多少安心感があります。


結果は、なんとか土手をクリアしてからの2パットでした。


写真を撮り忘れたのですが、高い土手に深く潜ってしまった目玉もありました。

ボールが半分出るくらいです。



土手で足場が悪かったのですが、ここは「M425」でボールの下に入れるイメージで脱出しました。上手く出せたのはマグレですが、ブルトーザーのような硬派な「M425」ウェッジが脱出のいいイメージを持たせてくれました。


バンカーは僕も苦手ですが、サンドウェッジでかなり変わるというのが率直なところです。

アプローチ用とバンカー用と、2本入れてもいいのかなとさえ思いますね。


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