フ ェニックスオープン三日目、ムービングサタデーと言われる三日目は、誰もがビッグスコアを出すために攻撃的なプレーをすると言われる日ですが、この日はそれだけに明暗が分かれやすい日でもあり、この日にどんなプレーができるかは、非常に重要だと思われる中、持っている男、松山選手は上り4ホールを連続バーディーにするなど、上りの6Hで-5とし、ノーボギー８バーディーで-８のプレーは通算-10で首位とは３打差の二位タイに浮上しました。
６３というスコアは、この日のベストであるだけでなく、今回のここまでの全スコアの中で最高のスコアでした。これで、松山選手は明日の最終日を最終組でラウンドすることになり、日本人にとってもNHKにとっても、とっても嬉しい結果になりました。果たして、松山選手は早くもツアー二勝目をゲットできるでしょうか？そして、もしかしてもしかしたら、今年早くもメジャーに手が届くのでしょうか？壁があるとすれば、日本人にとってのメジャー制覇というプレッシャーの壁だけでしょう。
アメリカ女子のコーテスゴルフチャンピオンシップ最終日は、ナヨンがｰ16で優勝、ナヨンは去年勝っていないので、復活のVということになりそうです。そして、日本勢で唯一予選を通過した宮里藍選手は、残念ながら最終日に崩れ、通算+7は６６位タイフィニッシュでした。やはりまだパターは戻っていない様子です。１９８５年生まれの藍選手も今年３０歳になります。女子のピークは普通２０代後半くらいなので、この先の成長はかなりの困難が予想されます。30代でも活躍したと言えば、岡本プロですが、岡本プロの場合、ゴルフを始めた年齢が遅かったので、そういう選手の場合はそういうことがあるのですが、藍選手の場合、そろそろ燃え尽きてしまう時期であっても不思議ではないでしょう。今年見た対談番組では、メジャー優勝が目標だということでしたが、かなり厳しい状況になっていると思われます。
来週は、石川選手が得意としている大会です。石川選手も、本人的には調子が悪いわけではなく、今週の試合では結果が出ませんでしたが、来週のコースでどんなプレーができるのか？というのが、一つの成長の証となるようです。また、予定ではタイガーも出場するし、タイガーにとっては昔を思い出すのに都合の良いコースでの試合ですから、おそらくまだアプローチは改善しないだろうと思われますが、復活のきっかけくらいはつかめるかもしれないので、とても楽しみです、タイガーは、アプローチミスについて、リリースパターンの違いから、古いものと新しいものが混ざっている状態になっている、と説明していました。ただ、今回見られたアプローチでのトップは、チャンクを恐れた結果だろうから、やはりイップスになりやすい状況であることは。間違いなさそうです。それでは、今日もタイガーのスイングをお楽しみください・・・
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