20150122

パット上達ブログ: B・ジョーンズのパット2

「B・ジョーンズのパット1」に続きます。



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パットでは、ボールを空中に決して打ち上げてはならない。こんなことは誰でも知っている。必ず、ボールが地面を這うように転がさなければならない。



これがパットの原理だとすれば、腕を動かさずにストロークするためには、クラブヘッドはアークの最低点から上に向かっていかなければならない。



もしも最低点がボールをとらえる前、あるいはインパクト時に到達されたならば、ボールは上にホップする結果になる。



どんな先生でもパターヘッドが低いフィニッシュになるようにと教える(*1)。そのためにはヘッドがボールに当たった瞬間に止めるか、フォロースルーのアークを平らにするかの2つの方法しかない。



後者の場合、ボールに当たった瞬間に左リストと腕が同時に前方へ一直線に動かなければならない。



この動作こそパット全体に最も必要な動作である。多くの人々はこの点をしばしば見逃しているので、「止められた左リスト」の現象を起こす。そしてその結果あらゆるパッティングのエラーを犯す。



その解決法として私が勧めたいのは、ボールを打つとき、左手のグリップをもう少ししっかり握り、ストロークと平行に左腕を前に押し出すことである(*2)。



そうすることによって、左腕はストロークの邪魔にならない。



パットの際、体を絶対に動かしてはならないと考えるのは間違いである。そうすれば必ずある程度の硬直を感じ、これはパッティングにとって最も必要であるリラクセーションに相反するものである。



私の理論によれば、、完全なリラクセーションとは、なすべき動作はなすべきであり、それを縛るということはいけないということである。

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*1:宮里優さんやD・ストックトンもこのように指導されています。



*2:それを実現する方法は何かと明言しているのはB・ジョーンズだけですね。

   私(Green Keeper)はこの著書で初めて知りました。

   これを明らかに(見ていてわかるように)ストロークしているのが藤田寛之ですね。



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