LPGA新人戦初日が終了しています。
初日トップは唯一人アンダーパーで回った平野ジェニファーさんです。最終QT85位の選手なので、開幕戦の出場権は何としても手に入れたいところでしょう。
彼女はステップアップでも優勝しましたし、サードQTも2位通過ということで、新人の中では実力上位の選手の1人だと思いますが、一発勝負の最終QTだけ失敗しています。かなりスコアも悪かったですから、コース設定とか天候等が合わなかったのかも知れません。
いずれにしても一発勝負で1年の大部分が決まってしまう弊害は大きいと思うのですが、改善の声は出てこないですね。特に今年はベテランがQTで上位を占めたので、改善に向けて進まないような気がしてきました。
2位は3打差で堀琴音さんと山田成美さんが付けました。
堀さんは安定して上位に来ますね。現時点では新人の中ではナンバーワンだと思いますが、新人戦優勝者として名前を残すことができるでしょうか。
山田さんはプロテスト1位通過しました。レギュラーツアーは14試合出場して2試合のみ予選通過ということで、まだ力不足のように思います。
注目の柏原さんは首位と5打差の4位タイです。4位タイグループまでは逆転優勝の可能性があると思います。柏原さんもQT58位と出場試合数が厳しくなりそうなので、何とか優勝して1試合でも出場資格を増やしたいところです。
同じく4位タイグループには、大西さんと永峰さんが付けています。
この2人はQT30位台なので、ほぼ全試合に出場可能ですから、この試合で優勝しないと開幕戦に出場できないということはないでしょう。ただ、優勝者として名前を残したいところですね。
シードまであとわずかだった山城さんはQTで64位に沈み、今大会も初日ブービーでした。
シード争いの挙句シードを獲れなかったことで、精神的に沈んでいるのでしょうか。
賞金ランクがQTで完全にリセットされてしまうのもQTの怖さですね。
色々と見えてくるものがあります。
QTのデメリットを穴埋めするのがステップアップしかないのだとすれば、不十分だと思いますね。
from VIVAさくら&琴乃VIVA女子ゴルファー