20141212

パット上達ブログ: 冬:速遅の見極め

急に冬らしくなって来たので既に冬眠という方もおられますが、ゴルフの好きな方は夏冬関係なくいそいそと出かけます。勿論私もその一人です。



現場に出る回数は減ると思いますし、冬眠中の方にも春に備えて宅練も宜しいかと、過去ログを引っ張り出しました。

「冬の宅練1」

「冬の宅練2」



冬のグリーンは一般には遅いのですが、実際には違う場合もありますね。



予期していた速さを越えた転がりだとヤバイ!ということになりますが、冬はグリーンの速さを「見極めるのが大切」だと解説するのはプロの植田浩史さん。

 週刊ゴルフダイジェストの記事(2013年NO.49)から略して引用させて頂きます。



----

霜の降りる時季はホールによってグリーンの状態が目まぐるし変わるので、パットが難しくなる。



1.霜よけシートの有無

  日当たりの良いグリーンはシートをかけないところもある。

  スタート前にマスター室などでかけていないホールがあるか確認しておく。

  →シートがないホールのグリーンは朝、重い。

   使っていれば水分が少なく朝からある程度の速さがある。



2.時間帯によって速さが変わる

  使っていないグリーンは霜で重いが、溶けてくるとグリーン面が濡れてさらに重くなる。

  午後になると乾いてくるので通常通りの速さになる。



3.午後は急激に速くなることも

  午後のスタート前に芝が刈られてグリーンが速くなるケースがある。

  通常は刈った後に散水するので、カップの中に水滴が有ったり、

  グリーン周りに水が撒かれている時には刈られた可能性が高い。



4.転がりの良いパット

  転がりを良くするため

  ロフトがある分だけハンドファーストにインパクトするのが芯を捉えるコツ。



5.強く打ってはいけない

  霜の影響で遅くなるのはせいぜい0.5feetくらい。

  それほど距離のないパットであれば、カップの入口の縁を意識するのではなく

  カップの奥の縁を意識する程度で十分に対応出来る。

----

  

昼食をはさんだ午後のグリーンへ向かう場合は、もう完全にグリーンは乾いているでしょうから、朝一の場合と同じように距離勘を擦り合わせてからスタートに向かうのが宜しいかと思います。→「距離勘を高める5」



ランキングへの投票をお願い致します。



from パット上達ブログ