20180610

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: アドレス姿勢₍改善₎でミスは防げます


スイングプレーン理論が蔓延して以来
腕でクラブを振るために
ボールと体の間に大きなスペースを確保する
そんな構え・ポスチャーが多くなっているように思えます。

その最たる例が
アドレス時のグリップをボールの方に出す
体から大きくグリップを離して構えるモノです。

スナップショット 1 (2016-10-05 23-31)

まだ この位であれば マシな方なのかもしれませんが、
人によっては アドレス時にシャフトを腕が一直線な人もいます。



これの何が問題なのか・・・というと・・・


学生の頃、運動部でしたから
楽しかったような、辛かったような思い出で
空気椅子というのがありました。

背中を壁につけて
存在しない椅子に座るように我慢し続ける・・・
うちの学校では順番に歌を歌っていたと思います。

グループごとに分かれ
その全員が歌い終わるまで 空気椅子がもたなければ
今度は そのグループに
腕を前習えにしての空気椅子の罰ゲームが加わります。
疲れているのもありますが、腕を伸ばすと
その重さは想像以上に体にかかります。
スナップショット 1 (2016-08-25 21-40)

本来 アドレス時、
腕 左手は肩からダランと下がったあたりが理想です。
この位置であれば 放っておいても あまり負担にはなりません。

ところが このグリップの位置を ボールの方、前に出してしまうと
なにがしかの筋力で 腕を吊っていないといけません。
そうなると ラウンドが進み 体が疲れてくると
無意識に体を起こして構えたり
出している腕の量を調整したり、
人によっては前傾が深くなる人もいます。
dW l (2)_Moment(6)

これに傾斜などが絡みますから
構え方、ボールとの距離₍間合い₎が
ばらばらになる可能性が高くなります。
これでは 打つ技術と関係なく
ミスショットしてしまう原因になってしまいます。

また 腕の重さが必要以上に掛かれば
アドレスだけでなく スイング中にも
その重さを緩和するような動き
例えば 体を起こして伸び上がりながら打つ など
本能的な動きが多く入ってくるようになります。
スナップショット 3 (2018-04-02 15-14)

ボールの左右の置き位置もそうですが、
厳密!とまでいかなくとも
大体似たような位置、 その位置が崩れることによって
不本意なミスは事前に避けることが可能なのです。

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