20180612

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: パッティング下手からの脱出



「パターが一向に上手くならない。」
「パターを変えても、大きな変化がない。」
という声を良く聞きます。


スナップショット 3 (2016-11-24 20-31)スナップショット 2(2016-11-24 20-30)
まあ 嫌味も込めて言うのなら
軽いパターヘッド
しかも 軽いのに大きなパター を硬いシャフトで
振り子のストロークでしている限りは
仕方ないでしょう。
意味のないパターの買い替えを続け、ゴルフ用品界にご貢献くださいませ。




パッティング の肝は
打つロフトがいつも均一であるコト と
距離感~スピード感 です。


均一とは言っても
いつもピッタリ とは行きませんので
そこら辺は ファジー(曖昧)でも
良いと思います。



それはこう言う仕組みです。
駄目なストロークの代表
多くのゴルファーがこのような
パッティングストロークが正しい
と信じ込んでいると思いますが。。。


BlogPaint


これはショットにも共通します。
(繰り返しで申し訳ないですが、とても重要なコトなのです)


ボールの打たれるエネルギー というのは
ヘッドの重さ と ヘッドの速度 というのが
打撃力・破壊力の基礎になります。

それが 当たり方(ヘッドのどこにあたる…ということで無しに) によって
ボールの速度・ボールの上下角度・ボールの回転
に分散します。

基礎になる 打撃力・破壊力が一定であるのなら
その 速度と角度と回転は
何かが増えると、何かが減る、
総体的は一定になる関係です。

それは ①ヘッド軌道
②ヘッドの上下の軌道に対するロフト角度
③当たる場所 などによって決まってきます。

ヘッドを振り子のように動かすと
①②③それぞれが一定しません。
下がり軌道で当たる//最下点で当たる//上がり軌道で当たる
によって 速度・角度・回転 の割合は
かなり大きく変化してしまいます。

スナップショット 1 (2014-01-20 18-21)

ですので ボールの距離感を把握しにくくなるのです。
微妙に・・・であっても その割合の変化は少なくないので
練習量を増やしても 距離感を刷り込みにくくなります。

特に 軽いヘッド
であれば その振り子で弾かないとボールは飛びませんし、
重心が深く、ヘッドが前に出やすい(うたい文句はフォローの出やすい)
マレット形状のものであれば その振り子の度合い
速度と角度と回転の変化は激しくなります。


パッティングもショットです。
テークアウェイを取り 少々高くなったヘッドを
斜め下方 に あくまでも直線で 下方向に
弧を描かないように ボールを押してあげられる

そういうストローク、
そういうストロークのできるパター、
を 使って覚えないと
腰痛が伴うほどの練習が必要・・・
腰痛が伴うほどの練習をしても身につかない 可能性があります。

パッティングに型なし と言われるのは
アプローチも含め、パッティング のような
距離調整の必要なショットにとって
一番重要になるのは 感覚的な距離感 です。
そこは 技術で補いきれない、
誰からも教われない部分が少なくありません。

距離感という いわば あいまいな感覚 を身に着けるのに
打つたびに どんな球が出るかわからないストロークをしていては
あいまいな部分が多すぎて 基準点が作れなくなります。

ショットで言うと 一般的には左右や曲がり の左右方向のばらつき
ばかりを気にする傾向が少なくありませんが、
パッティングストロークやアプローチ、そしてショットにおいても
最も重要なのは 上下のばらつき、一定の弾道に「なり易い」
打撃方法を目指す、身に着けることです。
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