20170723

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: ゴルフスイング〇トップオブスイング



ゴルフクラブの機能・効果を
より効率よく使うには
トップオブスイング造りが大切です。

それは 弊社の重いヘッドの柔らかいシャフトの
クラブに限らず、ゴルフクラブ全般です。
重い!柔らかい!は効果が強調されているに過ぎず
ゴルフクラブの使い方の基本は同じです。

ここを間違ってはいけませんが
トップオブスイングとは言っても
形や型を追いかけても意味はありません

映像や鏡などを使った 恰好 を作ってみても
そう言うものが利用できないコースでは
あまり役に立たないから です。

それよりも トップの意味
その感覚・感触をしっかり掴んでください。


MVI_0478_Moment(2)


シャフトの役割とヘッドの重さの役割
特に ヘッドの方がグリップよりも高い位置にある時、
その役割は その後の動きにおいて
グリップを動かす為のモノです。

トップからダウン、インパクト以降に向けて
ボールを打つのには 理想とする
グリップの通過地点があると思いますが、
そこに向けて 遅れずに、より簡単に
その方向・場所に向けて
グリップが行き易いようなトップの位置が理想です。

ですので テークバックで
シャフトをしならせて
グリップの移動を妨げるような行為は
出来るだけ避けなくてはなりません。

千人


ショットの時間進行は
体の向きとの関係にあります。

理想的には インパクトは
体とボールが正対した、体の正面で
迎えられるのが一番です。

この際、絶対に禁忌なことは
その理想があったとしても
体の回転を止め、正対した状態を保とうとするのは逆効果です。
逆効果だけでなく、体を痛める原因になりますので
絶対に避けなくてはなりません。

単純な時間として
①ボールが体の左にある時間
②ボールが体と概ね正対している時間
③ボールが体の右にある時間

というのがあります。

理想的なものですが、
①に該当するのが テークバック・トップ・ダウンスイング
③に該当するのがフォローです。

①の時間では 体の左サイドの方が右サイドよりも低く
②は概ね平行
③では 体の左サイドの方が右サイドよりも高くなります。

①➡②の間にインパクト迎えられれば
 上から打てますし・インサイドから打てます。

②を明らかに逃し、③の時間にインパクトを迎えると
 軌道は上向き(煽り打ち・しゃくり打ち)になりますし、
 便宜上、アウトサイドから入ってくる形 になります。

①ボールが体の左にある時間
②ボールが体と概ね正対している時間
③ボールが体の右にある時間

①の時間の中でダウンスイングでは
 体全体がボールに近づこうとしている時間で
③の時間では 左サイドが上方・左方向に離れつつ
 逆に右サイドは下方・ボール方向にどんどん近づきつつあります

厳密にする必要はありませんが、
アマチュアゴルファーが苦しむ トップ・ダフリ
の原因も インパクトが③になってしまっていることで起こる
一言でいえば 「振り遅れ」「打ち遅れ」「手遅れ」です。


ですので 例えば
テークアウェイで 出来るだけ多く右向きを作る
というのは ①の時間を長く確保できるので
インサイドからボールを打つ
上からボールを打つ時間を増やす ということになります。
ただし 股関節が所在する骨盤が動かないと意味はありませんが…

dW l (2)_Moment



トップの位置で クラブ、そしてヘッドの重さによって
グリップが インパクトの通過点 に行き易くなれば
振り遅れる可能性は格段に減ります。

また テークアウェイでも、ダウンスイングでも
ヘッドの方をたくさん動かせば動かすほど
道のりが長くなり、時間がかかり
①➡②の時間にインパクトを迎えられる可能性が減っていきます。

振り遅れるから「速く動かす」「速く振る」
では答えは出てきません。
クラブは運動させれば 予想以上の重さになり
その動き、そのスピードを妨げる からです。
重いものを速く動かした労力が振った気にさせる

というのは少々嫌味な言い方ですが
クラブのその形を上手く利用すれば
その重さは より近道を、よりすぐに動き出す助力になります。




時間の進行を考え、先の行動を見越しての
トップの位置 というのを考えてみて下さい。

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